じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 日没の少し前、京山ソーラー・グリーン・パークー両備植物工場やさい蔵(旧・京山ロープウェー遊園展望台)が閃光を放っていた。雪雲のあいだから強い日射しが当たっていたこともあり、私の観測史上、過去最高レベルの輝きであった。

 なおこの頂上公園は、2011年4月23日に遊歩道が完成し、一般に開放されているとのことだが、私自身は遊園地時代以降は一度も登ったことがない。当該サイトによると、
  • 登頂自体は、公園として、いつでもご自由にご利用いただけます。
  • 駐車場 無(池田動物園前の有料駐車場をご利用下さい)
  • 遊歩道について
    • 【京山山麓から】
       距離   210m(山頂までは250m)
       所要時間   約10〜15分(階段の数193段)
       道幅   平均1.5m
    • 【池田動物園から】
       距離  園内から70m
       道幅  平均1.5
となっている。但し、せっかく登るのであれば、植物工場も見学したいものだ。


2014年2月5日(水)



【小さな話題】

ソニー、パソコン事業売却へ
 各種報道によれば、ソニーはパソコン事業を売却する方向で最終調整に入った。ソニーのパソコン事業は営業赤字に陥っておりスマートフォン(スマホ)を成長の柱に位置付ける戦略を鮮明にしてエレクトロニクス事業を立て直すとのことであった。

 スマホやタブレットの成長に比べるとノートパソコンの需要は下がっているとのことだが、私個人は相変わらずパソコン党であり、スマホを買うことは生涯あり得ない。まず、老眼ということもあり、あんな小さな画面では見えないし、どっちにしても迫力がない。また、タブレットは一応持っているものの、あんなキーボード無しでは入力もままならない。【2013年12月11日の日記参照】。ネットを利用する時は、デスクトップ、27インチ以上のディスプレイが必須である。


奇怪な事件

 内閣府の30歳の男性キャリア官僚が、出張先の韓国で行方不明となり、北九州の沖合でゴムボートとともに遺体で発見されたというニュースが話題になっている。世間の出来事にはすっかり関心を失いつつある私ではあるが、この事件ばかりはあまりにも謎めいていて気になってしようがない。2月5日朝までに報道されていることを要約すると、
  1. 男性職員は、東京大学を卒業し、内閣府のシンクタンクの経済社会総合研究所に所属。
  2. 2013年7月からアメリカに留学していたが、1月8日から3日間、ソウルで開かれる国際会議に出席するため、韓国に入国。
  3. 1月3日から、ソウル市内のホテルに実名で1泊し、翌日にチェックアウト。
  4. 国際会議の関係者宛に、会議終了の翌日に行われるイベントについても問い合わせるなど、会議参加には熱心であった模様。
  5. この男性職員のパスポートやクレジットカードなどの荷物が見つかったホテルでは、本名とは別の名前で荷物が預けられていた。
  6. 1月6日、香港出身だと偽ってソウル市内でおよそ5万円のゴムボートを購入。男性職員がボートを購入した製造販売業者は「マスクを着けていた」と話した。
  7. このボートは、主に川釣り用で、全長2m30cm、重さは34kg。
  8. 男性職員はこのボートを、ソウルから釜山市内のホテルに送るよう要請。
  9. 発見された際は、ハングルのタグがついたジャンパー2枚に、黒いズボン姿で、目立った外傷はなく、死因は低体温症か溺死とみられている。
  10. 死後1週間から10日程度が経過しているとみられることから、1月10日から13日ごろの間に死亡したものとみられている。
これまで伝えられた内容だけからは、男性職員が自分の意志でボートに乗って外洋に出て低体温症か溺死で死亡したように見られているが、ボートを購入したのがなぜ本人だと分かったのか(本人のなりすましの可能性?)、パスポートやクレジットカードを残したまま海に出たのか、まったくの謎である。

 考えられることとしては、
  • この職員は、アメリカ留学時から、何らかの犯罪組織あるいはスパイ組織につきまとわれており、命の危険を察して、ソウル滞在とみせかけてこっそり日本に戻ろうとしていた。【しかし、身の危険を感じているなら、日本大使館に駆け込むこともできたはず。何か、おおやけにできない事情があったのだろうか。
  • 何らかの事情で犯罪組織によって他殺され、偽装のためにボートとともに海に捨てられた。【しかし、目立った外傷はなく、死因は低体温症か溺死とみられているという。
  • 人間関係上の個人的な問題があり、こっそり日本に戻る必要があった。【しかし、パスポートなどをホテルに残したままで帰国すれば、いずれはバレてしまう。
  • もともと帰国する目的はなく、単にレジャーのためにボートを購入した。但し公務出張の日程であったため、偽名を使う必要があった。北九州沖で発見されたのは、海流のせいであって、日本に向かっていたためではない。【しかし、国際会議の直前にボート遊びをする余裕があるとは考えにくい。真冬の海に出るというのもきわめて不自然。
ドラマならともかく、とにかく現実に起こった事件であって、人が亡くなっているという点で事は重大。早期に解明されることを願う。