じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 台風19号は沖縄本島からいったん東シナ海に入った後、10月13日朝に鹿児島県に上陸、その後四国を東へ進み、夜、大阪府に再び上陸し、日本列島を縦断して、10月14日早朝にに福島県北部と通って海上に抜けた。

 10月10日の日記に述べたように今回の台風は当初は進路予想が二転三転しており、10月10日03時時点【中段の図】では、九州本土や四国には上陸せずに潮岬に達する予想となっていた。しかし10月10日15時時点【下段の図】からは、予報円の中心を通る線と実際の進路はほぼ一致しており適確な予想ができていた。

 もっとも、10月10日15時の時点では、台風が仙台付近に達するのは10月14日の15時頃と予想されており、実際の到達より10時間も遅かった。10月14日朝の時点で台風のスピードは時速75kmというから在来線特急なみの速さ。その分、各地での大雨の継続時間は短くで済んだと言える。

 なお岡山では、この台風により79.0ミリの雨量を記録した。風のほうは、13日の16時台から19時台に平均10メートル以上の強風となり、最大瞬間風速は26.6メートルとなった。県北の奈義では広戸風が発生し、21時台には平均25.5メートル、最大瞬間風速39.7メートルとなった。


2014年10月13日(月)

【思ったこと】
141013(月)写真を撮る時にピースをするのはいつ頃からだったか

 連休中に、録画してあった、

NHKすイエんサー 「フシギ!!なんでついついそんなことしちゃうの〜?スペシャル」(2014年7月8日放送)

を視た。

 番組やウィキペディアの情報によれば、記念写真を撮る時にピースサインをするという習慣は、1972年に井上順がコニカ(現・コニカミノルタ)のカメラのCMでアドリブでピースサインをしたのを真似たのはないかという説などがあり、実際、少なくとも1970年代から見られ始めたという。

 ウィキペディアではさらに、
  • 1980年頃から小学生を中心に、遠足や修学旅行、運動会などの盛り上がっている場面での写真撮影でカメラを向けられると「ピース」と言ってピースサインをするのが急速に広まった(peaceの意味はない。
  • その後、「ピース」と発する事は減ったが、楽しさを表現する行為としてピースサインは完全に定着し、「撮影される準備が整いました」という意味合いも持ち始め、40代以下であれば男女問わずに一般的な行動である。
  • 50代以上の年代であっても特に女性であれば珍しくない。
  • 現在では、撮影する側が言っていた「はい、チーズ」が減り、撮影される側がピースサインを作った時が撮影するタイミングである場合が多い。
  • 現在では香港や台湾、韓国などの若い世代でも写真撮影の際にピースサインを行うことが定着しており、中国などでも認知されつつある。
と記されており、出典や証拠には不明点があるものの、おおむね経験的に納得できる記述であると思う。このほか、上掲の番組では、ピースサインをした時のほうが、笑顔が引き立って良い印象の写真が撮れるというようなことも言っていた。

 さて、上記のウィキペディアでは、「50代以上の年代であっても特に女性であれば珍しくない。」となっていて、60歳代の私はピースサインをしない部類に属するようであるが、ネット上に公開している写真を参照してみると、ある時点からほぼ100%、ピースサインをするようになっていたことに気づいた。

 まず、2004年頃までの写真でピースサインをしていたのは、死海で撮った1982年の中段の写真と、1996年に羽合町で撮った写真であり、いずれも片手でピースサインをしているように見える。

1982年と1996年

 次に、同じ旅行で、ピースサインをしている写真としていない写真の両方があったのは、2005年8月にイラン・ダマバンド山に登った時であった。 この時の気持ちとしては、最高点に立った時や、長年行ってみたいと思っていたカスピ海を訪れた時の達成感がピースサインに表れているようであった。

 その後のアルバムを見ると、 など、ことごとくピースサインをしていることが見て取れる。【2012年8月は例外】

 ということで、転換点は2005年8月頃ではないかと推定されるが、非公開写真を含めてさらにその経緯を分析してみたいと思っている。