じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
10月29日の朝、文学部(文法経1号館)と飛行機雲の一部が重なっていた。雲の向きが垂直になっていたため、まるで龍が昇っているように見えた。 |
【思ったこと】 141029(水)廃棄処分予定のモバイルパソコン、自然に復活/ノートパソコンへの愛着 9月7日に記したように、出張先などにいつも持参していた愛用のモバイルパソコンのバッテリーが劣化し、ACアダプターにつないでも充電できず、無理やり起動すると画面がちらつくといった症状が出てしまった。旧型パソコンのため、メーカー純正品のバッテリーはすでに生産終了となっており、互換品購入もイマイチ不安がつきまとうので、パソコン自体を廃棄しようと思いつつ、そのまま棚に置きっぱなしにしていたが、昨日、念のために再度電源に繋いでみたところ、ちゃんと充電できる状態になっていたことに気づいた。 動物や植物なら、しばらくそっとしておくだけで自己回復する可能性もあるが、パソコンのような非生物が勝手に復活するというのは驚きであった。 1つの可能性としては、3ヶ月近く放置しているあいだに、バッテリー自体と、メインボードの静電気が適度に自然放電し、充電に適した状態に戻ったことが考えられる。念のためネットで検索したところ、メーカーのサイトに以下のような対処法が記されていることが分かった。 AC アダプタを接続しても充電されない場合は、メインボードの静電気を放電してください。これまで、充電がうまくできないのはバッテリーの劣化が原因であろうと思っていたが、もしかすると、メインボードに静電気がたまっていたためであったかもしれない。次回、充電不能状態になった時は、上記の操作を試してみようかと思う。 ということで、このマシンの廃棄はしばらく延期。とにかく、電源さえ供給できればまだまだプレゼン専用としては使い続けることができる。 今回のことで思ったが、モバイルパソコン(ノートパソコン)というのは、長年使っていればいるほど愛着が出てきて、なかなか廃棄に踏み切れないところがある。この点、OSのアップグレードに合わせて次々と機種を交換してもあまり抵抗感の無いデスクトップとは明らかに異なっている。おそらく、
ノートパソコンが不調になった時、あるいは完全にダメになってしまった時というのは、極端に言えば、ペットが病気になったり死んでしまったのと同じくらいに落胆するものだ。 このあたりの気持ちは、OSやアプリケーションがアップグレードされるに旧機種の廃棄と新機種購入を推し進めようとするパソコンメーカーには理解できないかもしれない。というか、もともと日本にはモノを大切にする文化があった。新しいモノが出るたびに次々と買い換えて、古いモノは払い下げか平気で廃棄するといった使い捨て文化には馴染めないところがある。 |