じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
11月1日(土)から2日(日)まで岡山大学祭が開催されるが、今回から日程が2日間に短縮され、しかも前日金曜日に休講措置がとられなかったため、10月31日(金)夕刻の時点でもまだまだバザー等のテントは1張りも設置されておらず、大学会館で準備の真っ最中という段階であった。土曜日のオープニングは11時頃の予定ということだが、あいにく昨日からの24時間積算雨量は11月1日朝07時の段階で18.5ミリとなっており、12時頃までは雨の予報となっている。まことに気の毒な大学祭である。
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【小さな話題】 ダニー、快進撃 10月30日から31日に行われた将棋・竜王戦の七番勝負2局で、森内竜王相手に、糸谷哲郎七段が勝利し、対戦成績を2勝0敗とした。【9月4日と9月9日に関連記事あり。】 プロ野球日本シリーズに阪神が出場した時は、2位からの勝ち上がりのため「下克上」などと評されたものだが、糸谷七段(挑戦者決定前は六段)は3組で優勝して決勝トーナメントに出場し、三浦九段、屋敷九段、行方八段、という名人戦A級、B1級の強豪を打ち破り、さらには羽生名人との挑戦者決定三番勝負に2勝した上での挑戦ということであるからまさに下克上そのもの。このまま突っ走りそうな気配である。 10月17日の日記で、「近い将来に、糸谷竜王、広瀬名人、豊島王座、渡辺二冠+αとなることは時間の問題かもしれない」と書いたが、その後、王座戦では羽生三冠が豊島七段に3勝2敗で王座の防衛に成功し、豊島王座の誕生はならなかった。いっぽう、順位戦A級では広瀬章人八段が3勝1敗で、行方八段、佐藤康光九段、深浦九段とともに首位タイとなっており、名人戦挑戦者の可能性をキープしている。今後のご健闘に期待したい。 岡山の古墳 10月31日のNHKおかやま「もぎたて」で、 ●キャラバン 総社市「古墳の魅力再発見」 という話題を取り上げていた【まもなくこちらに1日間だけ掲載される見込み。】。それによると、岡山県総社市には2000以上の古墳があり、全国有数の古墳密集地とのことであった。生中継されていたこうもり塚古墳も何度か訪れたことがある。 今年の3月に、考古学の教員による講演を拝聴したことがあったが、岡山県内の巨大古墳は大部分が5世紀に造られたもののようだ。特に大きいのは総社市近辺にある造山古墳、作山古墳、それと、赤磐市にある両宮山古墳【彼岸花の写真あり】で、これらを「吉備の三大古墳」と称するそうである。 これらの巨大古墳があることからみても、岡山県にはかつて、相当な勢力があったことが推測される。しかし、こちらにあるように 日本書紀の記述によれば、雄略天皇7年(463年)には、吉備下道臣前津屋(きびのしもつみちのおみさきつや)、吉備上道臣田狭(きびのかみつみちのおみたさ)が、雄略天皇が崩御した同23年(479年)には、稚媛(わかひめ)・星川皇子(ほしかわのみこ)が、大和政権に対して反乱を起こしたとされる。しかし、いずれの反乱も鎮圧されてしまい、これらを機会に吉備の政治的衰退が始まったとされる。という形で衰退し、上掲の「こうもり塚」を含めて、それ以降に造られた古墳はきわめて小規模になった。 |