じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【思ったこと】 141102(日)幾何の問題が解けたことの喜びと、歳を取っても続けたい「脳トレ」 夕刻、ネット検索中にたまたま、上図のような幾何の問題を見つけた。私が中学生の頃の教育課程であればたぶん中2の頃の練習問題であり、おそらく一度は解いたことがあったはずだが、その記憶は蘇らなかった。幾何の問題は、大学院生時代に家庭教師をしていた時と、自分の子どもたちが中学生だった頃に解いたことがあったがその後はすっかりご無沙汰であった。それでも、何とか自力で解くことができたので、中2レベルの数学力はまだまだ維持できていることが分かり嬉しかった。 10月に62歳となったこともあり、そろそろ、認知症予防に脳トレのようなものを始めなければと思う。今後は、中学時代の問題集をひっぱり出してきて、週に一度くらいは、幾何の問題を解いてみたいと思っている。 このほか、以前よりも将棋に興味を持つことが多くなり、最近は、毎週日曜日のNHK将棋番組はほぼ欠かさずに視ている。将棋フォーカスで毎回出題される詰め将棋を解くのも楽しみだ。 川島隆太先生のお説では「毎日10分から20分ほど継続的に読み・書き・計算を反復学習することは、認知症患者の脳の再活性化を促し、脳機能の改善、回復を促す」とされているが、今のところ私はいずれも実践したことがない。別段、批判的見解に賛同しているわけではなく、要するに、昔から単純な読み・書き・計算が苦手で、面倒くさいというだけのことだ。 このうち、「読み」に関しては、現時点では、毎週の講義時間で喋りまくっているので、それで事足りているとは思う。しかし、定年退職後に一切の講義を担当しなくなると、もともと、他者との会話を好まない私は、殆ど喋る機会が無くなってしまい、言葉が出てこなくなる恐れがある。そうなった時には、日本語や英語の音読で、最低限の機能を維持する必要がありそうだ。 「書き」に関しては、日頃、ワープロで文字を入力している弊害から、今の時点ですでに書き取り能力を失っており、ボールペンを渡されても、漢字が書けないことがしばしばある。やはり、ある程度の時間は、毎日、自分の手で書き取るという練習をしたほうがよさそう。 もう1つの計算についても、すでに、足し算やかけ算の能力は失っており、しばしば計算ミスをしている。1日5分くらい、自作の計算練習プログラムで、ちょっとした「脳トレ」をしたほうがよいかもしれない。 ま、脳の機能が衰えても、そのことだけでQOLが低下することはないというのが私の考えだが、できるだけ広いレパートリーで活動するためにも、無理の無い範囲での「脳トレ」は実行しておいて損はないと思っている。 |