じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
岡山の街角イルミネーションとライトアップ。
※岡山駅東口のイルミネーションの写真はこちらにあります。 |
【思ったこと】 141211(木)60歳過ぎてからの保険を考える だいぶ前から夫婦でCOOPの団体がん保険に入っていたのだが、毎月の引き落とし額がトータルで9000円近くとなり、これでは将来あまりにも負担が重くなることに気づき、解約することにした。 リンク先にもあるとおり、この保険は、50歳くらいまでならまあまあの保険料だが、50歳、60歳と歳を重ねるにつれて急激に負担が重くなっていく。入った時にはそのことをちゃんと理解しておらず、「若い時に入っておけば、生涯、安い保険料で済む」のだと勘違いしていた。 しかし、この先、無保険状態というのも心配である。夫婦合わせて月々4000円くらいで、なおかつ、歳をとっても保険料が増えないタイプをいくつか探してみた。 まずは、地域生協(おかやまCOOP)の店舗で共済保険のチラシをチェックした。ちなみに、これまで私たちが入っていたのも「COOP」という名前がついているが、受け付けている窓口は全然別物であったようだ。(これまで入っていたのはどうやら外資系保険の団体契約であったようだ。) でもって、とりあえず、毎月の掛け金が2000円というコースを見てみると、
地域生協扱いとは少し違う、県民共済というのもあるようだ。というか、このWeb日記執筆を予想していたかのように、郵便受けにそのチラシが入っていた。ざっと見たところ、こちらのウリは、85歳まで掛金が値上がりしないという点だが、チラシを見ると、65歳までと、それ以降85歳では保障額がかなり違っている。入院保障型で月掛金2000円の場合、
もっとも、ここでそもそも保険が必要なのかをもう一度考えてみた。本来、生命保険や医療保険というのは、働き盛りの世代が、突然の病気や事故で職を失い家族を支えられなくなった時、あるいは医療費が払いきれない恐れがある時に加入すべきものである。私自身の場合、すでに子どもたちは独立してそれなりの収入を得ており、仮に急死しても妻の生活費くらいは何とかなる。(それと、若い時に入っていた一時払いの終身保険があるので、葬式代くらいは何とか賄える) となると、けっきょく、手持ちの資金で入院・通院費用を負担しきれるのかどうかが問題となる。仮に、今から10年後の72歳の時に大病を患い200日間入院し、その後半年以上にわたって通院したとする。この場合、上掲の契約内容では、
要するに、原理的に言っても、保険というのは長生きすればするほど、ごりやくが減るようにできているようだ。もっとも、90歳、95歳ともなれば、長期入院を要するような慢性疾患よりは、老衰か、病院の厄介にならないPPKで死亡する確率も高まる。また、要介護で施設に入っても入院とは言えない。長期入院という可能性が本当にあるのかどうかも考えていく必要がありそうだ。 |