じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 2月13日の岡山は、日中は時たま雪が舞っていたが、夕方になって一旦晴れ上がり、建物の間から夕日がまぶしいほどの明るさで射し込んでいた。写真上は文学部(文法経1号館)。写真下は、文法経2号館と文化科学総合研究棟の間から射し込む夕日。



2015年02月13日(金)


【思ったこと】
150213(金)ロボジーとわたし

 1月20日にNHK-BSで放送された映画「ロボジー」を録画再生で視た。映画の概要は、こちらや、こちら【ネタバレあり】に記された通りであるが、最近観た映画・ドラマの中では印象に残る作品であった。

 この映画の魅力のうち、私個人に関わることとしては、まず主人公が独り暮らしの高齢男性であるという点が挙げられる。ふだんの生活では、娘夫婦からも煙たがられ、老人クラブの保健婦や職員や他の利用者から認知症の疑いをかけられるなど、孤独な生活を送っている。私も、万が一妻に先立たれるようなことがあれば同じような境遇に陥るかもしれないと思うと、身近な存在であるように感じる。

 もう1つ、これも個人的な関わりであるが、この映画のロケ地は、大部分が、妻の実家のある北九州市で行われたという。じっさい、門司港駅前や紫川、平尾台など、見覚えのある風景が何度か出てきた。なかでも、鈴木さんの自宅として撮影された民家は、車で何度も通ったことのある道沿いにある個人宅であったようだ。【こちらこちらにロケ地情報あり。】

 ロボットというと、石黒先生の開発した人間そっくりのロボットや、ヒッチボットの話題が思い浮かぶが、この映画は、あくまで、生身の高齢男性(ロボ爺さん)が描かれており、ロボットが活躍する映画とは別物であった。

 ウィキペディアによれば、この映画は、全国278スクリーンで公開され、2012年1月14、15日の初日2日間で興収2億234万100円、動員16万4,694人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位となった。また幅広い層から支持を受け、ぴあ初日満足度ランキング(映画生活調べ)でも第1位となったという。

 この内容であれば、もっと長く1位を独走してもよかったと思うのだが、あいにく? その直後にALWAYS 三丁目の夕日'64が公開され、そのまま埋もれてしまった感がある。