じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 岡大・本部棟近くのハクモクレン。日に日に蕾が膨らんでいる。


2015年03月7日(土)



【思ったこと】
150307(土)中国地方5県の日本一自慢と、日本一でないもの探し

 3月6日に放送されたNHKローカル番組「中国地方総参加クイズSHOW!QB5」を録画再生で視た。ちなみにQBというのはQuiz Battleの略、5というのは5県の意味であるようだ。

 その中で特に興味深かったのは、5県それぞれの日本一自慢と、日本一であると思われがちだが実はそうでなかったというもの。長く住んでいても結構知らないこともあった。

 まず、地元の岡山県に関しては、次のうち日本一でないものはどれか?として
  • 学生服の出荷額
  • ピオーネの栽培面積
  • 年間日照時間
  • 県立図書館の貸し出し冊数
が出題された。このうち岡山が日本一でないのは「年間日照時間」であり、これは1位が山梨県で2461.5時間、岡山県はずっと下がって18位の2214.3時間であるという【平成25年】。ではなぜ「晴れの国」なのかと言えば、降水量1ミリ未満の日数が一番多いからで、こちらのほうは年間平均276.8日で、2位の山梨県273.8日、3位の兵庫県271.6日【昭和56年〜平成22年の平均値】を上回る。じっさい、私自身も日頃は自転車通勤、雨の日は傘をさして徒歩通勤を心がけているが、徒歩通勤の頻度はきわめて少ない。もっとも、雨が少ないからといって空気が乾燥しているわけでもない。冬場は関東地方の空っ風のほうがはるかに乾燥しているように思う。

 次に広島県に関しては、「お好み焼き店の数(たこ焼き・焼きそば店を含む)」が日本一ではなかった。いちばん多いのは大阪府、続いて兵庫県、でもって広島県は第三位だが、人口1人あたりでは広島が日本一になるという。

 島根県に関しては「シジミの漁獲量」が日本一ではなく、実際の日本一は青森県3342トンに次ぐ2位で1979トン。

 鳥取県に関しては「砂丘の面積」が日本一ではなく、反面、天然池の大きさ(=湖山池)、生の本マグロ水揚げ量、ちくわの購入面積は日本一であった。ちなみに、日本で一番広い砂丘は青森県の猿ヶ森砂丘で鳥取砂丘の30倍の広さがあるという。但し、砂丘の大部分が防衛省の下北試験場(弾道試験場)になっていて立ち入りはできない。千葉県の九十九里浜などもかなり広いのではと思ったが、長さが66kmもあるものの、砂浜としての幅は意外と狭いようだ。

 最後に山口県では、フグの漁獲量は日本一ではなかった。フグの漁獲量が一番多いのは石川県、2位は福岡県で、山口県は3位。但し、取扱量(フグの調理加工)は山口県が1位だという。

 山口県が日本一であるのは、「総理大臣の輩出数」、「国指定の天然記念物の数」(平成25年で44、2位は岐阜県・宮崎県の各40)、「県名の画数の少なさ」(15画)。ネットで検索したところ、県名の画数が2番目に少ないのは大分県16画で、3番目は石川県の17画。逆に最も多いのは鹿児島県と新潟県の37画。県名が3文字となるのは鹿児島以外に、和歌山や神奈川があるが、新潟がそれを上回る画数であるとは思いも寄らなかった。