じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
大学構内で4月24日〜25日に開花を確認した花。
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【思ったこと】 ネパールの地震とチリの噴火と知床海岸の大規模隆起 各種報道によれば、4月25日正午前(日本時間の15時すぎ)、ネパールの中部でマグニチュード7.9の大きな地震があり、ネパールでは100人以上が死亡したほか、隣国のインドと中国でも合わせて3人が死亡するなど被害が広がっているという。このWeb日記執筆時点では地震の被害状況は殆ど伝えられていないが、カトマンズの旧市街にあるビムセンタワーが跡形もなく崩れ落ちたほか、エベレスト登山のベースキャンプで大規模な雪崩が発生するなど、人的被害が心配される。 現地からの情報の1つとして、野口健さんのツイッターがある。野口さんご自身は前日にゴーキョピークに登頂されたようだが、幸いご無事が確認されているとのこと。 いっぽう、チリでは4月22日、南部にあるカルブコ火山が43年ぶりに噴火し、風にのった火山灰はおよそ1000km離れた首都・サンティアゴにも到達したという。 以前チリに行った時に、間欠泉や煙を噴き上げている活火山を眺めたことがあった。今回の噴火は訪問地よりも遙か南にある火山のようだ。 ネパールの地震もチリの噴火も、日本から遠く離れた地での出来事ではあるが、地震国・火山国の日本でも当然起こりうる自然災害である。日頃から万全の防災体制を整えておく必要がある。 もう1つ、「北海道の知床半島で24日、海岸線沿いの海底が隆起し、新たな陸地になっているのを近くの住民らが見つけた」という気になるニュースがあった。25日朝、地元の羅臼町など関係機関の担当者が現地を訪れた。新たな陸地には海藻やウニなどの海洋生物が多数付着し、崖崩れなどではなく、「海底の隆起」だと判断した。町によると、近くの町道が幅20〜30mにわたって陥没しており、町は同日朝、「災害対策本部」を設置したという。 この奇妙な現象は地震や火山活動ではなく、局所的な地盤のズレによるものらしいが、「長さ300〜500m、幅約30mで、隆起の高さは10〜15mだった。」というからスゴイ。こんな現象が人口密集地や原発で起こったら大変なことになる。一刻も早い原因究明が求められる。 |