じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
岡大西門の西側の花壇では、GW期間中に咲いていたアヤメ、ダッチ・アイリス、ホメリア(黄花)などの花が終わり、代わって、シラン(写真左)、ストエカス・ラベンダー(写真中、右)、ワトソニア(写真右)が見頃を迎えている。 ストエカス・ラベンダーは稀にこぼれ種でも殖える。写真右のワトソニアの手前の株は、実生で殖えたもの。ワトソニアは年々花茎が殖えており、2014年にはピンク9本、白5本だったものが、今年は、ピンク43本、白10本になった。咲きっぷりは華やかだが、花期が短く、一年の大半は葉っぱのみで見栄えがしないため、庭に植える花としてはイマイチ魅力に欠けるようだ。 |
【小さな話題】 箱根火山 箱根では2015年4月末から 箱根火山を震源とする火山性地震が増加し、大涌谷では噴気活動の活発化や地盤の隆起が観察されているという。これに伴い5月4日からは自然探勝歩道や周辺の道路が閉鎖、5月6日には気象庁が噴火警戒レベルを「2」に指定し、同時に、箱根ロープウェイの全線運休など周辺への立ち入り規制強化された。 東京生まれの私にとって、箱根はなじみ深い観光地であり、小学校6年の時の林間学校では小涌谷に宿泊、また、中学生の頃、単独で登った最初の山が金時山、2番目に登った山が神山であった。 この2番目の単独登山のコースは、ロープウェイで駒ヶ岳山頂まで登り、そこから神山〜大涌谷に向かうコースであった。冬期であったため、場所によっては数10cmの残雪があり、しかも途中から霧が深くなり、ゴーッという噴気の音が聞こえるようになったと思ったら大涌谷に到着していた。いま考えると、装備は不十分であったかもしれない。 気象庁の火山情報によれば、現在、桜島、御嶽山、口之永良部島の3箇所でレベル3の規制、また箱根山を含む7箇所がレベル2、ほかに、活発に噴火中の西之島、火口周辺危険の蔵王山などがある。蔵王では、観光客の減少が地元に深刻な打撃を与えていると聞いている。箱根でも、風評被害により、旅館のキャンセルが起こっているという。 昨年の御嶽山での被害もあり、安全には万全を期す必要がある。箱根の火山活動が活発化すると、次は富士山で何か起こるのでは?という心配も出てくるが、現在知られている限りでは、火山活動に連動性は無いようだ。 高橋道雄九段の二歩 2015年2月13日に行われた第23期銀河戦本戦Fブロック8回戦で高橋道雄九段が二歩を打ったことが話題になっている。この対局の放送が5月7日であったため、つい最近になってその「真相」がご本人のブログ(5/7付け)で明らかにされた。 プロ棋士による二歩と言えば、少し前、ハッシー、まさかの二歩で反則負けが話題になった。ちなみに、ハッシーは、4月18日に放送された「有吉反省会」(日本テレビ系)で反省・懺悔(←居直り?)を披露したばかりであった。 今回話題の高橋九段の二歩で興味深いのは、二歩を打った瞬間に即反則負けにはならず、その後も13手まで進んだ時点で、職員が「乱入」して対局が中断、13手戻した時点での反則負けが確定したという点である。 ちなみに、高橋九段ご自身が事後に尋ねたところでは、対戦相手の安用寺六段は「そこは打てない場所のように思ってたけど、ビシッと打たれたので、打てるような気分になった。」とのこと。また、記録係は「すぐに気が付きましたが、言っていいのか分かりませんでした。」、読み上げさんは「全く気が付いていませんでした。」と答えたとのことである。なお、各所でコメントが出されているが、もしこのまま誰も気づかず、対戦相手の安用寺六段が投了してしまった場合は、「全ての反則は投了優先」により高橋九段の勝ちになるとのことであった。 ウィキペディアによれば、二歩が禁じ手になった一番の理由は、「飛車先の歩先に歩を打つことができると優劣がはっきりしすぎるために面白くなくなる」ことにあるらしい。確かに、飛車先に歩先に次々と歩を打っていけば簡単に敵陣の守りを崩すことができる。ひょっとして、先手必勝形が編み出されるかもしれない。 |