じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
お年玉付き年賀葉書の賞品を、郵便局が閉まる13分前に交換した。私はもともと年賀状廃止論者であり、受け取った年賀状の束がどこかにしまい込んだまま行方不明になり、当選葉書のチェックすら怠っている年もある。今回は、連休の最中になんとか番号調べが間に合い、3等(切手シート)が2枚当選しており、ギリギリで交換することができた。 ちなみに、今年の1等賞は現金1万円となっていた。当選番号は下5桁「82243」となっていたので、当選確率はおおむね10万本に1本であると推定できる。毎年100通の年賀状を受け取る人であれば、1000年に1回程度当選することになる。こちらの情報によれば、自動車事故で死ぬ確率は1万分の1ということなので、それよりさらに小さい。 |
【思ったこと】 150721(火)旅番組に登場する蛭子さん、タモリさん、鶴瓶さんの魅力 7月19日にBS-TBSで放送された、 関口宏の人生の詩 を録画再生で視た。今回は「蛭子能収の自由気ままな漫画人生」。テレビで人気者の蛭子さんが登場された。 蛭子さんといえば、ローカル路線バス乗り継ぎの旅は毎回録画再生で楽しませてもらっている。この番組については、2013年1月20日の日記で、 この番組がなぜ面白いのかということになるが、1つは、レギュラー出演の蛭子さんの「マイペースな性格や奇抜な言動」への人気ではないかと思う。実際にやっていることは、バスや旅館で寝ていたり、トイレに行ったりする程度で、私でも同じ事は十分にできるとは思うが、ああいうキャラを演じる(?)られるのは「余人を以て代え難し」と言える。この番組が今後も続けられるかどうかは、ひとえに、蛭子さんの健康状態にかかっていると言えるかもしれない。と書いたことがあった。今回の放送でも、蛭子さんの自由気ままな魅力が十二分に伝えられた。 蛭子さんは1947年生まれということだが、それより2歳年上の芸能人として、1945年生まれのタモリさんがおられる。私のお気に入りはブラタモリであり、タモリさんの博識には毎回敬服してしまう。 タモリさんについては、6月16日の日記で、100分 de 名著43「荘子」に関連して、 放送第3回ではまず、「受け身こそ究極の主体性」に関連して、タモリさんの話題が取り上げられた。伊集院光さんが2回目の収録後に帰ってからに考えたところによれば、タモリさんは主体的な司会者ではなく、たまたま行ったところにたまたま面白いものがあった、それを受け入れながら主体になっていくという話であった。確かにNHK「ブラタモリ」などを視ていると、指摘されたようなタモリさんの特長がよく出ているように思う。と書いたことがある。 もうお一人、人気の旅番組として「鶴瓶の家族に乾杯」がある。毎回視ているわけではないが、たまたまチャンネルを合わせた時に放送されていると、ついつい、終わりまで視てしまう不思議な魅力がある。鶴瓶さんは1951年生まれで、上掲のお二人よりは少し若い(私より一歳年上)。 蛭子さんが「太川さんの後をついていくだけ」、タモリさんが「たまたま見つけた面白いものを受け入れる」のに対して、鶴瓶さんは、ぶっつけ本番とはいえ、より主体的能動的にルート選択をしておられる。 私より1〜7歳年上の男性が提供してくれる旅番組は三者三様の魅力があり、私自身の今後の生き方にも大きなヒントを与えてくれている。 |