じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【小さな話題】 調布の小型機墜落事故 7月26日午前11時頃、東京都調布市の住宅街の民家に小型飛行機が墜落し、同乗の2人と墜落された住宅にいて巻き込まれた女性1人の3人が死亡した。墜落場所の近くには調布ICがある。中央道経由で上京した時に何度か利用したことがあり、あのような場所で墜落事故が起きたことに驚いている。 機長は、操縦士の養成事業などを行う会社の社長をしていると報じられており、ニュースを聞いた当初、訓練中の初心者が当機を操縦していて何らかのミスがあったのではないかと推測したが、その後の調べではエンジントラブルの可能性が指摘されているという。また、「操縦士の養成事業」については、その資格があったのかどうか、実態として本当に操縦士を養成していたのか(←慣熟飛行の名目でモグリの送迎をしていた可能性はないのか)など、会社の収支内容についてもきっちり調べる必要がありそうだ。 【関連記事】
東京駅地下の防災対策、テロ対策は? 7月20日に放送された、ブラタモリスペシャル、 東京駅〜巨大地下空間は歴史の生き証人!?〜 を録画再生で視た。地下の段差や“行ってこい階段”の多くが、地下鉄に関連していることが分かった。驚いたのは、50年前に造られて使われることのなかった「幻の地下自動車道」が残っていること。図面上は存在が知られていたものの、入口が分からず、今回の取材で初めて中に入ったとのこと。そのほか、縦横に地下に張り巡らされている「地域冷暖房の地下プラント」というのもスゴイ。 番組を視て気になったのは、防災対策とテロ対策である。今回「発見」された「幻の地下自動車道」も、単体では十分な耐震基準を満たしているとは思う。しかし、これだけ、何層にもわたって地下通路やトンネルが造られていると、地層全体として巨大な隙間が存在する。直下型地震が発生した時、全体として免震構造になっているとは考えにくい。また、万が一崩壊した時に、構造物の隙間に埋まっている人を助け出せるのかどうかも大いに不安だ。 さらに、こうしたトンネルを利用してた爆弾テロが仕掛けられないかどうかも心配である。いくらビルの1階部分に多数の警備員を配置しても、地下からテロリストに侵入されてしまえば手に負えない。東京五輪をひかえて、いっそうの安全対策が求められる。 |