じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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Windows10のアップデート画面。今すぐ再起動」ボタンをクリックすると「Windowsをアップグレードしています」という画面になり、なっなんと完了まで1時間以上を要した。↓の記事参照。

2016年01月12日(火)


【思ったこと】
160112(火)所要時間1時間20分、Windows10の突然の大規模アップデート

 1月12日の朝、研究室のデスクトップパソコンの電源を入れたところ「スケジュールされていた再起動に失敗した」というようなメッセージが表示された。前日の1月11日が電源設備の保安点検のため長時間停電になっていたのでそのせいかと思いつつ、「Windowsアイコン左クリック」→「設定」→「更新とセキュリティ」を開いてみると、↑の画像のような「更新プログラムを利用できます。Windows 10 Pro、バージョン1511、10586にアップグレード。」という妙な画面になっていた。このパソコンは夜中には電源を入れていないので、設定された真夜中3時半に作業ができないことによるエラーメッセージであると推測できた。インストールに10分から20分ほどかかるということであったが、その程度なら待てるのでさっそく「今すぐ再起動する」をクリックしたところ、トータルで1時間以上かかってしまった。

 帰宅後、自宅のデスクトップで同様に「Windowsアイコン左クリック」→「設定」→「更新とセキュリティ」を開いてみると、全く同じ画面が出てきた。「今すぐ再起動」を選択したところ、
  • Windowsの更新を構成しています。○○%:約15分
  • Windowsをアップブレードしています。○○%:約1時間
  • 「すべてのファイルはそのまま元の場所にあります」→「新しい機能が追加されました」→「Windowsの機能向上のために調整を行いました」→「まもなく完了します」:約5分
となり、「インストールに10分から20分ほどかかる」どころか、合計で1時間20分もかかってしまった。上記の画面メッセージは、Windows8.1やWindows7からWindows10にアップグレードした際にも見覚えがある。所要時間からみても、Updateではなく、新バージョンに丸ごと入れ替えられたように見受けられる。

 でもって、何が新機能追加なのか?さっそく使ってみた限りでは、
  1. 「ATOK2015」で日本語入力していたのに、何の断りもなしにデフォルトが「IME」の設定になっていた。
  2. PDFファイルは「JUST PDF3」で閲覧していたのに、何の断りもなしにデフォルトで「Edge」に置き換えられていた。
  3. JPGやGIFの画像は「Windowsフォトビューワー」で閲覧していたのに、何の断りもなしにデフォルトで「フォト」に置き換えられていた。

 これらはいずれも簡単な切り替えで元に戻すことができた。但し、画像閲覧に関しては、「フォト」をしばらく使ってみようと思っている。理由は「フォト」でも画像ファイル名が表示されるように改善されていたからである【昨年10月16日の日記参照】。

 このほかにもいくつか新機能が追加されている模様だが未確認。ネットで検索したところ、今回の大規模アップデートはどうやら昨年11月中旬から開始された模様である【こちらに関連記事あり。】 もっとも、リンク先の変更内容を見る限りは、これといって便利になったという機能は見当たらない。夜中にパソコンをシャットダウンしている者としては、こういう大規模アップデートが行われるために当該パソコンが使用できなくなることのほうが不便きわまりない、という気がする。