じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
1月29日の岡山は未明から本格的な雨となり、翌日30日07時までの積算降水量は38.5ミリとなった。岡山の1月の平年値は34.2ミリであり、今回の雨量だけで1ヶ月分の平年値を超えた。 雨降りの日に気になるのが傘さし運転である。最近では道路交通法に基づく自転車の安全運転指導が強化され、近隣の中学生、高校生は例外なくカッパ姿で通学していたが、岡大生は相変わらず傘さし運転が圧倒的多数を占めているように見えた。 このほか気づいた点は、学生が使用している傘の色である。大部分が透明のビニール傘で、私のような黒い傘を使用している学生は殆ど見当たらなかった【下の写真参照】。 |
【思ったこと】 160129(金)マイナス金利とは何じゃ? 各種報道によると、日銀は29日まで開いた金融政策決定会合で、これまでの大規模な金融緩和策に加えて、金融機関から預かっている当座預金の一部につけている金利を、マイナスに引き下げる新たな金融緩和に踏み切ることを決めた。 この影響で、1月29日の日経平均株価は、乱高下のあと前日比476.85円に上昇、また、ドル円相場はそれまでの118〜119円台から一挙に121円台となった。このほか、こちらの各種指標を見ると、
などと、少なくとも指標の上ではポジティブな影響を与えたように見える。 もっとも、私のような素人には、そもそもマイナス金利というのが何を意味するのかさっぱり分からないところがある。素朴に考えると、お金を預けた時に利子がつくのがプラス金利、であるならお金を借りた時にマイナス金利もなるはずで、それなら何億円でも何兆円でもお金を借りて、そもままタンスにしまっておくだけで、返済時にマイナス金利分だけ収入が得られるという皮算用になるはずだ。 さっそくウィキペディアを閲覧したが、定義と経緯が記されているだけで、マイナス金利を導入することでどういう影響が出るのかについては解説されていなかった。 ま、上記の報道を見ると「金融機関から預かっている当座預金の一部につけている金利を、マイナスに引き下げる」ということなので、一般庶民が銀行からお金を借りてマイナス金利で儲けるということは現実にはありえないようである。じっさいこちらの記述を拝見すると「これによって、金融機関が必要以上の資金を日銀に預けておくメリットが薄れることから、日銀としては、日銀の口座に積み上がっている金融機関の資金をより積極的に貸し出しなどに振り向けるよう促すねらいがあると見られます。(NHK)」と報じられているし、かつ、「金融機関が日銀に預けてる当座預金 2、その当座預金をさらに0.1%、0%、-0.1%の金利3段階に分ける 3、0.1%,0%枠を超過した分にマイナス金利適用」というのが真相であるようだ。といっても、こうした措置が中期的、長期的に私のような年金生活予備軍にとってどういう影響を及ぼすのかはよく分からない。 定年退職後はできる限り現実社会と距離を置いた生活を目ざそうと思っているが、今回のような大きな変化がたびたび起こるようでは、経済と全く無関係な隠遁生活を送るのは難しそうであるように思われる。 |