じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



02月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る

 東大や京大と異なり、岡大の時計台(時計塔)はガラス張りとなっているため、太陽の光をよく反射する。いまの季節、文学部側から見た場合は、朝は8時30分〜8時40分頃、夕刻は16時50分〜17時頃、輝く時計台を眺めることができる。

2016年02月4日(木)



【思ったこと】
160204(木)私が選ぶ「刑事コロンボ」の傑作

 夕刻、BS-TBSで、刑事コロンボの再放送が続いている。すでに全69話の放送は一通り終わり、現在は人気作の再放送となっている。帰宅時にテレビのスイッチをいれると、番組途中から視ることができるが、たいがいは一度視たことのある回であり、最近では録画予約もしなくなった。

 このシリーズについては、最近では、2015年11月6日2016年1月8日の日記で取り上げたことがあるが、印象に残る作品がある一方、失敗作ではないかと思われる作品もいくつかある。

 検索語「刑事コロンボ」と各回のタイトルを並べて検索すると必ず上位にヒットする刑事ぼろんこさんのサイトでも、傑作選、名作選、秀作選、佳作選、異色作選、残念作・問題作選、駄作選に分類されており、全作品を思い出せるわけではないが、ある程度納得できる点がある。このほか、人気ランキングも紹介されていた。リンク先のランキングの中で、私自身も10選に挙げたいと思う作品は、以下の7作品。

1位 19話「別れのワイン」ドナルド・プレザンス
2位 32話「忘れられたスター」ジャネット・リー
4位 15話「溶ける糸」レナード・ニモイ
5位 28話「祝砲の挽歌」パトリック・マクグーハン
6位 13話「ロンドンの傘」R・ベイスハート / O・ブラックマン
8位 6話「二枚のドガの絵」ロス・マーティン
9位 29話「歌声の消えた海」ロバート・ボーン
 シリーズの中で特に印象に残る作品はおおむね次のような特徴のいずれかを備えている。
  • 犯人が証拠隠しで見落とした細かい点にコロンボが気づき、綿密な証拠の積み重ねで犯人を追い詰めていく展開
  • 証拠は不十分だが、コロンボの巧みなトリックに引っかけられて、犯人が自らシッポを出してしまう展開
  • ゲストスター自身の魅力
上記の7話にあと3話追加するとしたら、
  • 16話「断たれた音」
  • 36話「魔術師の幻想」
  • 46話「汚れた超能力」
あたりだろうか。

追記]2月5日放送の、第27話「逆転の構図」もぜひ加えたい傑作。こちらにも記されているように、シスターとの会話など、笑える場面が満載。ゲストスターが、ディック・ヴァン・ダイクというのも素晴らしい。但し、コロンボが電話帳を見て電話番号から逆引きで持ち主を捜し当てたシーン、11月6日にも述べたが、ラストのところでネガが無いはずのポラロイドカメラにネガがあった、という点が少々ひっかかる。