じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 GWの実質2日目は、岡山空港〜吉備高原〜賀陽IC〜岡山道〜中国道を経由して、妻の実家のある北九州に帰省した。高速道路情報によると、山陽道では各所で渋滞が発生していたようだが、中国道はどこもスムーズで、一度も渋滞に遭遇することなく通行することができた。
 写真は、賀陽IC近くにあった広大な菜の花畑。このエリアにはかつてダチョウ牧場があったのだが、何年か前に閉鎖された。このうち2羽だけは、池田動物園に引き取られ飼育されているという。

2017年5月4日(木)



【思ったこと】170504(木)運転中に聴いたラジオ番組(タケカワユキヒデさん、技術移転)

 中国道を運転中、いくつかのラジオ番組を聴いた。

 まずは、中高年の音楽家が出演するトーク番組(←この種の番組は滅多に聴かないので、どういうジャンルの番組に該当するのかはよく分からない)であった。ラジオのスイッチを入れた時にたまたま流れてきたのは、クリスマス賛美歌の1つ「もろびとこぞりて」で、歌っている子どもには「鉄(くろがね)の扉 打ち砕きて」といった歌詞の意味は分からないであろうとか、「主は」は「シュワッ」に聞こえるといった話が面白かった。キリスト者の方には申し訳ないが、私には、クリスマスソングとしてはお馴染みであるものの、歌詞は全く理解できていない。
 でもって、その後なんとなく聴いていたところ、語られる話題や紹介される音楽が私の世代と同じであることに気づいた。しばらく経ったところで、その出演者がゴダイゴの一員であり作曲家としても知られるタケカワユキヒデさんであると判明【番組名は、「春風亭昇太のレコード道楽「気分は上々↑ゴールデンおやじ」であった。】 ネットで調べたところ、タケカワユキヒデさんは、私と全く同じ1952年10月生まれであることが分かった。音楽には疎い私であるが、なるほど、時代背景がよく分かるはずだ。

 番組では、タケカワさんが11年間も大学に在籍していたこと、兄弟の影響で早くからバンドの演奏にふれる家庭環境にあったことなどが語られた。音楽には疎い私でもさすがに、「ガンダーラ」、「モンキー・マジック」、「銀河鉄道999」などはイントロだけで曲名が分かる。(「銀河鉄道999」のテーマ曲は、私はアニメで流れていたエンディング曲のほうが好みだが、こちらは、作詞:橋本淳  作曲:平尾昌晃となっているようだ。)

 そのあと、聴いたのが

文化講演会・セレクション「産学連携による技術移転について」東京大学TLO代表…山本貴史(初回放送2017年1月15日)

という講演で、運転中ではあったが話の内容はよく理解できた。大学の研究のすべてが産学連携に傾いてしまうと、実利追求ばかりになってしまうのではないかという危惧もあるが、とにかく、技術移転の大切さ、それを支えるための体制づくりの必要性がよく理解できた。

 講演ではいくつか、面白いエピソードが語られた。

 ヤマハがシンセサイザーの開発に踏み切った時には、会長さんに目隠しをしてもらい、音の比較をしてもらったといったエピソード、あるいは、グーグルの社名は、もともと「googol(グーゴル)」に由来していたが、エンジェルと呼ばれていた著名投資家から支援を受ける際に、その投資家が小切手でスペリングを間違えたため社名をそれに合わせたというエピソード【←ウィキペディアでは「1997年にラリー・ペイジたちが新しい検索エンジンの名前を考えてドメイン名として登録した際、googol.comをgoogle.comと綴りまちがえたのがその起源と言われる」という別の説を採用している】などが面白かった。

 東大では、といっても理工系だと思うが、大企業への就職を目指す学生よりも、自分で起業を目指す学生が増えているとか。そういえば、最近のIPOでも、注目を浴びる企業が多い。まだ実用化されていないが、摩擦係数を減らす技術による省エネルギー革命も話題になっているという。