じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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夕食後の散歩時、西の空に月齢2.7の月が光っていた。2日前には北米で皆既日食があり、そのあと最初に見えた月ということになる。 8月16日の日記に書いたように、今回の皆既日食は、日程上は夏休みのため見物に出かけることができたのだが、とにかく、観測ツアーの旅行代金がべらぼうに高く、気軽に参加するわけにはいかなかった。 こちらやこちらの図によると、次に観られそうな皆既日食は、
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【思ったこと】 170824(木)最近の将棋界 各種報道によると、将棋八大タイトルの1つ、棋王戦の挑戦者決定トーナメント、 藤井聡太四段―豊島将之八段戦は千日手指し直しの末、87手までで豊島八段が勝利したという。藤井四段が公式戦でA級棋士と対戦したのはこれが初めてであった。 この話題を含めて、最近の将棋界では、藤井四段や引退された加藤一二三九段(ひふみん)が目立っているが、他にも注目すべき動きがある。 まずは、王位戦七番勝負。羽生善治王位に対して、挑戦者の菅井竜也七段が3勝1敗と大善戦しており、早ければ8月29・30日の第5局で、王位を奪取する可能性が出てきた。このところずっと「羽生三冠」と呼ばれてきた「三冠」の一角が危うくなってきた。 菅井竜也七段はリンク先に記されている通り、1992年4月生まれで岡山市(旧・御津町)出身。上記の豊島八段(1990年4月生まれ)とともに20歳代のトップ棋士の一人であり、少し前に王将戦予選で藤井四段に勝利している。 若手ではもうお一人、王座戦の挑戦者に決まった中村太地六段(1988年6月生まれ)が注目される。これまた、羽生三冠の王座のタイトルを脅かす存在となっている。 このほか、言うまでもないが、佐藤天彦名人も1988年1月生まれで20歳代。前回の挑戦者の稲葉陽八段も1988年8月生まれ、さらに、少し前に竜王となった糸谷哲郎八段も1988年10月生まれでいずれも20歳代。 藤井四段が順調に力をつけていけば、いずれ、八大タイトルをすべて奪取する可能性があるが、それより前に、羽生三冠(棋聖、王位、王座)や渡辺二冠(竜王、棋王)、久保王将らのタイトルが、上記の20歳代棋士によってすべて奪取される可能性がある。 もっとも、羽生三冠もこのままじりじり引き下がるわけではなかろう。当面注目されるのは、竜王戦決定三番勝負に勝利し、渡辺竜王からタイトルを奪取するという可能性。もし羽生三冠がタイトルをとれれば、永世竜王、永世七冠の称号も獲得できる。 なお、NHK杯テレビ将棋トーナメントでは、9月3日に、森内俊之九段と藤井聡太四段の対戦を生放送するという。NHK杯で生放送というのは異例であり、是非とも視聴したいと思う。順位戦からは引退しているとはいえ、森内九段と言えば、竜王、名人のタイトルのほか、少し前にはNHK杯選手権者にもなっておられ、藤井四段が勝利すれば相当大きなニュースになると思われる。 |