じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【思ったこと】 180216(金)定年退職関係書類提出完了 学期末の教務関係の仕事(期末試験採点、卒論試問と成績評価、修論審査報告など)を完了した後、今度は、自分自身の定年退職関係の書類作成に追われていたが、ちょうど旧暦の元日にあたる2月16日にすべて提出を完了した。 書類の提出でけっこう手間取ったのは、共済組合の任意継続組合員(健康保険)の申請であった。妻を含めて申請するにあたって、妻であることを証明するための住民票や、妻の所得証明(非課税証明)の書類が必要であるという。妻が妻であるということは、現時点で扶養家族認定を受けていることで自明であるし、妻の所得証明も昨年8月頃に現況確認の証拠として提出したばかりだが、厳密なのか形式主義なのか、どうしても紋切り型に対応されてしまう。 このほか、退職金振り込みのための銀行口座届け、4月以降に再就職しないことの届け、失業保険関係の書類(定年なので失業したわけではないが、どこかに再就職した際に必要)などを提出した。いずれも人生で最初で最後の体験であるため、いろいろと手間取り、記入漏れも何カ所かあった。 これで残す作業は、2月に予定されている退職記念イベントでのスピーチの準備、3月に予定されている最後の研究発表、講義・講演(全部で3回)の準備、そして研究室の後片付けだけとなった。といっても、3月の準備は全くできていないし、後片付けのほうも、なかなかはかどらない。 後片付けをしていて思うのだが、定年というのは、家電製品の保証期間に似ているところがある。保証期間までは滅多に壊れることはないのだが、期間を過ぎて2ヶ月、3ヶ月と過ぎると、いろいろな故障が起こってくる。定年退職の場合も同様で、定年までは何とか元気にやっていけるが、その後しばらくするうちに、からだに異状が起こってそのまま入院、寝たきりになるかもしれない。いつなんどきそれが起こるのかは予測ができない。とりあえず健康増進活動を続けるとしても、完全に予防することは不可能。また、自分がいくら元気でも、妻のほうが先に寝たきりになって、在宅介護を始めることになる可能性だってある。ということもあり、からだが動かせるうちは、悔いの残らないようにいろいろ動き回っていきたいと思っている。 |