じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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3月28日、マスカットユニオン2階のテーブル・椅子入れ替え作業が行われた。木調の暖かみのあるスタイルとなったほか、窓際は一人または二人だけで食事ができるような小さなテーブルに置き換えられた。(ピーチユニオン2階と同様だが、床に足がつかないような背の高い椅子にどういう有用性があるのかは不明。) |
【思ったこと】 180328(水)第23回人間行動分析研究会(14)徹底的行動主義とは何だったのか?(10)巨視的行動主義(3) 3月27日の続き。 発表では続いて、BaumとMooreの論争に言及した。このWeb日記でも別に連載を続けている最中でもあり、ここでは概要のみを記す。まず、出典は以下の通り。
If his review were an independent submission and I were an independent referee, I would recommend that his review be rejected and that he be encouraged to revise and resubmit, once he has studied the field a bit more and clarified for himself and readers two important matters.として、大幅な改稿なしには掲載すべきでないと反論している。ちなみに「If his review were an independent submission and I were an independent referee...」とあるのは、Baumが長年にわたりJEAB誌の編集者に携わっており、元の書評論文がちゃんとした査読を受けていないのではないかと暗に批判をしている。これに対するBaumのリプライでは、 In response to my review of his book (Baum, 2011), Moore (2011) has written a screed. I will call it"Moore's screed"(MS). In MS, he uses several crude rhetorical tricks to counter criticism without actually addressing it.という「screed【(特に非難・攻撃を目的とした)長たらしい話,長談義,長論文】」という言葉を使って反撃を加えている。 もっとも、個人的には、Mooreの反論は適確な内容を含んでおり、私的出来事の重要性がよく分かる有用な論文であるように思う。 次回に続く |