Copyright(C)長谷川芳典 |
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4月29日の19時頃、夕食後の散歩に出かけたところ、津山線の岡山方面行きの列車が立ち往生しており、運転士が列車から下りて後方の踏切付近の線路を点検しているのが見えた。
散歩から戻った時点では止まったままであり、19時40分過ぎになって列車はやっと動き出したが、この影響で法界院駅前や植物園前の踏切は下りたままになっており、大渋滞になっていた。 公式サイトには、 18時55分頃、津山線:備前原駅〜法界院駅間で岡山方面行きの列車が車両及び線路を確認しているため、津山線の一部列車に遅れがでています。と記されていた。 |
【小さな話題】 投信は儲かるか? 昨日の日記で、退職金の運用方法の1つとして投資信託という選択肢があることに触れた。投信はタイミングを見計らって、小分けに買い付けていくべきであるというのが私の基本的な考え方である。退職金として受け取った大金を、同じ日に何百万も買い付けるのはリスクが大きすぎるように思う。 株取引でよく言われることだが、ゼッタイに儲かる株というはありえない。(←IPOなら、予想通り儲かるものも少なくないが、それでもたまに公募価格割れになることがある。) 株取引の鉄則は「WHICH(どの株を買えばいいか)」ではなく、「WHEN(いつ買えばいいか)」であると言われているそうだが、投信についても同じことが言える。つまり、投信は、どれを選ぶのか、ではなく、いつ買うのか、で選択すべきである。 TVで、投信の比較相談をしている窓口(←じっさいは、某証券会社のCM)の宣伝をしているCMがある。それによると、同じタイプの投信でも、成果をあげている投信と、あまりあげられていない投信があるとのことで、それ自体はウソではないと思う。しかし、これはあくまで過去の実績の比較である。過去に大きく値上がりしていたからといって、買い付け時点以降に同じように利益を上げていくという保証は全くない。 例えば、リート関連の投信は、2017年頃まではかなりの収益を上げていたが、最近は金利上昇のせいもあってあまり芳しくない。ロシア・ルーブル債券投信なども、ルーブルが暴落していた頃に買った人はかなりの利益を上げたはずだが、その後は値上がりしていない。資源株系のファンドは、一時は暴落していたが、最近はやや持ち直しているようだ。【←以上はあくまで長谷川の印象。】 銀行窓口などに行くと、投信の銘柄をいくつか紹介されるが、たいがいは、いちばん利益の上がっている銘柄をいくつか並べて、こういうのがありますとオススメされる。直近で成果をあげている商品ばかりが並んでいるので、投信をやれば確実に儲かりそうな錯覚をしてしまうが、現実はそんなに甘くない。なので、私自身は、買い付けるのは、買付金額は最低限度の1万円単位とし、ノーロードやスイッチング手数料無料の銘柄を中心に、価格が下がってきた頃を見計らって買い増しをすることにしている。 なお、外国株や外国債券を対象とした投信では、発注しても、翌日以降の価格で約定するため、時間的なギャップに注意する必要がある。例えば株価が大暴落した日に買い付けしても、実際の価格は翌日以降になるため、翌日に急反騰すると高値づかみになってしまう恐れがある。いっぽう、国内の株式投信やリートは当日の終値に連動しているので、大暴落した日の15時直前に注文しておけば、大幅に値下がりした価格で買い付けることができる。 ま、そうはいっても、虎の子の退職金を、デイトレのように運用するのはリスクが大きすぎる。私自身が運用するとしたら、比較的変動の少ない(←当然、大幅に値上がりする可能性も少ないが)バランス型投信か、適宜調整可能なノーロードのインデックス投信主体を選ぶことになるだろう。 |