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ネガフィルムのデジタル化作業に取り組んでいたところ、中学校の林間学校で使用されていた軽井沢寮の写真が見つかった。この寮は、PTAの寄付で造られたもので(←なので、私が中学に入学した時にも多額の寄付を求められた)、毎年、ここを起点に八風山・神津牧場、浅間山外輪山の黒斑山、草津白根山方面へのハイキングを体験した。また、卒業後の同窓会でも宿泊し、その際に、当時は噴火の規制の無かった浅間山に登頂したこともあった。
ところがネットで調べてみたところ、この写真を撮った8〜9年ほど後に鉄砲水が発生し、土砂に埋もれてしまったという情報があった。軽井沢町の水害記録を参照したところ、1974年9月1日に台風16号による水害がありこのときに被害を受けた可能性がある。水害後に復旧したという情報は無い。 Googleのストリートビューで寮の付近を「散策」してみたが、当時の場所がどこにあるのか見つけることができなかった。また、写真撮影時、このあたりは純農村地帯と自然林が広がっていたが、その後に大規模なゴルフ場開発、別荘地開発が行われており、風景が一変しているところがあった。 |
【小さな話題】 フエゴ火山の噴火 各種報道によると、6月3日に中米グアテマラのフエゴ火山が噴火し、火砕流などにより100人以上の死者、192人の行方不明者が出ているという(6月7日時点での情報)。さらに再噴火や、大雨による泥流発生の危険もあり救出活動は難航しているようだ。 フエゴ火山と言えば、少し前(初回放送2018年4月28日)に、 NHK 体感!グレートネイチャー 「中央アメリカ火山帯〜プレート分裂の大地をゆく〜」 という番組があり、録画したものを食事時に少しずつ再生視聴しているところであった。 番組の最初のほうでは、火山の近くの町アンティグア、さらに火山のすぐ近くにあるパニマチェ村が紹介されていた。取材当時でもフエゴ火山は活発に噴火を繰り返していたが、現地の住民はみな慣れており、火山監視員のアントニオ・バリオさんも、噴火が周期的に起こっていれば地下エネルギーは蓄積されないので大爆発にはつながらず大丈夫だというようなことを言っておられた【←長谷川の記憶のため不確か】。 ところが、6月8日12時19分配信のCNNニュースによると、「今回の噴火では、何の予兆もなく突然、溶岩流や火山灰、有毒ガスが斜面を流れ下り、山腹に点在する集落を襲った。」というから恐ろしいことだ。日本国内の火山も同様ではあるが、過去数十年程度のデータや経験だけで、数百年から数千年スケールの火山活動の変化を予測するのはなかなか難しい。 |