じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 台風12号の中心は7月29日07時現在、姫路市の南西約40kmにあると推定され、時速35kmで西に向かっている。中心の気圧は980hPa。
 台風に伴う強い雨雲で心配されるのが、半田山の土砂崩れ現場【写真下】である。28日夕刻にたまたま付近を通過したが、特に対策はとられていないように見えた。
 岡大の対応は以下の通り。
  • (2018.07.07)記録的な大雨(平成30年7月豪雨)により、県内外に甚大な被害が生じていること等を踏まえ、7月7日(土)11時10分に危機対策本部(本部長:槇野博史学長)を設置しました。
  • (2018.07.07)半田山自然教育研究林の土砂崩れの附近に住む学生全員の安否確認を行いました。
  • (2018.07.12)半田山自然教育研究林の土砂崩れについて、環境理工学部の専門家の協力の下、現地調査を実施しました。


2018年7月28日(土)


【小さな話題】

岡山の花火大会中止の理由

 岡山県内では7月下旬から8月下旬までに、1000発規模の花火大会が20ほど予定されていたが、このうちの9大会が取りやめになった。取りやめというのは文字通り「今年度は実施しない」ということであって、延期ではない。

 花火大会中止の理由は、平成30年7月豪雨の被災者に配慮した措置という側面もあると思うが、現実的に大会の観覧場所が崩れて危険な状態にあったり、被災地に多くの警備員が振り向けられていて、花火大会警備の人員が確保できないといった事情もあるようだ。

 自然災害が起こったからといって、お祭りや花火大会を自粛してしまうと、その地域の活動も経済も萎縮してしまう。できる限り実施したほうがよいのではと思うが、警備員が確保できないというのでは中止もやむを得ないだろう。このことで改めて気づくことだが、花火大会というのは決して、花火師と司会進行スタッフだけで行われるものではない。厳しい暑さの中で会場周辺の誘導や交通整理にあたっている警備員さんたちのご尽力があってこそ円滑に実施できているのである。