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9月10日、岡大構内でミモザ1本が倒れているのを見かけた。先日の台風21号による倒木かと思ったが、どうやら虫喰いが原因であるようだ。すぐ近くでは数年前に若木のミモザが枯死しており、ミモザ特有の虫喰い被害が出ているようである。ミモザは成長が早く実生でも殖えるが、剪定すると急に成長が止まったり、切り口が朽ちたりすることがあり、ちゃんと育てようとする場合は注意が必要。 |
【小さな話題】 災害時や日常生活に役立つ『自衛隊防災BOOK』のテクニック テレビのスイッチを入れたとこと、某民放の番組で、『自衛隊防災BOOK』の中から災害時などに役立つテクニックをいくつか紹介していた。 たまたま見た中でいちばん役立ちそうなのは、缶切りが無い時の缶詰(イージーオープンエンドがついていない缶詰)の開け方である。番組によれば、缶詰を逆さにして道路のアスファルト面などでごますりのように擦ると、数分程度で上部が簡単に外れるようになるという。ネットで検索したところ同様のやり方がこちらに紹介されていたが、他にもいろいろな方法があるようだ。 私自身、缶切りが無くて困ったという経験は何度かあった。家の中ではペンチでフタの面を剥がしたり、屋外では缶詰の角を岩にぶつけて無理やりこじ開けたりしていたが、こういう楽な方法があるとは人生65年、全く知らなかった。もっとも今の時代ではイージーオープンエンドがついているのが当たり前になっていて、この先の残り少ない人生で、このテクニックを必要とする場面に出くわすかどうかは不明。 番組では、荷造り用のビニール紐を手だけで切るテクニックも紹介されていた。ネットで検索したところこちらにほぼ同じようなやり方が紹介されていた。力を入れる角度や引っ張り方を工夫するとさらに簡単に切れるようである。もっとも、少なくとも家の中にはハサミやナイフがあるのでまず使うことはなさそう。 懐中電灯をくしゃくしゃのレジ袋で包んでランタン代わりにする方法は、実際、どこかでキャンプした時に目にしたことがある。もっとも、長時間つけっぱなしにすると電池が無くなってしまう(最近はLEDランプなのでかなりもつとは思うが。) 避難時に、ビニールシートを布団代わりに使うテクニックとして、シートの端にあたる足先の部分と頭の部分を束ねてガムテープでくくるという方法が紹介されていた。シートの大きさや外気温にもよるが、保温対策としては役立ちそうだ。その際、中に新聞紙を入れることも勧められていたが、我が家では新聞を購読していないので新聞紙は一枚も無い。電子版が普及してくると、新聞紙はそう簡単には手に入らなくなる可能性もある。 なお、上掲の『自衛隊防災BOOK』はマガジンハウスから1296円(電子版は1000円)で発売されているというが、災害時に役立つ情報に限れば、無料配布してもよいのではないかと思う。 |