じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 11月7日の立冬を過ぎているのに、タチアオイが花をつけているのを見つけた。タチアオイは本来は梅雨時の花だが、いったん種をつけたあと、背の低い2番花、3番花が咲くことがあるようだ。
 よく見ると、青みがかった白いスジのあるイモムシがついていた。ネットで検索したところ、イイジマキリガ、もしくは、スジクロモクメヨトウと思われる。どちらにしても、成虫は地味な色の蛾であるようだ。

2018年11月15日(木)



【小さな話題】

ジェット機は灯油で飛ぶ?

 11月15日朝のモーサテで、灯油の話題を取り上げていた。

 灯油は、原油の中の170℃から250℃で石油蒸気となる成分から作られているというが、興味深いのは、同じ温度でジェット燃料も精製されているということであった。灯油とは内容成分が若干異なっているが、原油から精製できる量は15%前後となっており(ガソリン、ナフサや約30%)、その15%の枠内で、灯油とジェット燃料の合計量が決まってくるそうである。要するに、その枠内で灯油をたくさん作ればジェット燃料は減る、ジェット燃料をたくさん作れば灯油が減るという関係にあるという。

 我が家では今年の2月に石油ファンヒーターが故障し、エアコンと遠赤外線暖房機に切り替えたため、灯油は一切購入しなくなった。しかし、ジェット燃料の価格は、海外旅行時の燃油サーチャージに反映するため、灯油価格と全く無縁になったわけではない。また灯油自体もビニールハウスの野菜栽培などに使われているため、間接的に家計に影響してくる。

 ちなみに、同じ番組の中で、灯油の価格は、業界最大手の売り手と買い手の間で基準となる値段を決める「チャンピオン交渉」に依存しているそうである。最大手の売り手はJXTG、いっぽう最大手の買い手はコープさっぽろであるという。

 もっとも、石油ファンヒーターを使っていた時代、車にポリタンクを載せてガソリンスタンドやホームセンターまで灯油を買いに行っていたことがあるが、ガソリン価格と同様、灯油価格もかなりの価格差があり、少しでも安いところを選んで購入していた。上記の「チャンピオン交渉」はあくまで大手の基準であり、地域内では競争によってある程度の値引きが行われているようであった。