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今年もまた、天文年鑑を購入した。1963年以降毎年購入しており今回で57冊目となった。写真は東京オリンピックが開催された1964年版と並べたところ。当時の定価は220円、今回は1080円。関連記事が2017年12月4日および2002年12月3日の日記にあり。なお2019年は日本国内ではあまり大きな天文現象は起こらないようだ。探査機による歴史的な発見はあるかもしれないが。 |
【小さな話題】 フクロウとフラミンゴの意外な特徴 11月27日にテレビ東京系で放送された「ありえへん∞世界」を録画・再生で視た。 以前にもどこか(過去の放送、もしくは別の雑学系番組)で視た話題も少なくなかったが、フクロウとフラミンゴの意外な特徴についての話題は殆どが初耳のネタであった。まずフクロウについては、
もう1つ、フラミンゴに関しては、 フラミンゴは、動物園では、屋根のない場所で飼育されていることがあるが、なぜ逃げないのか? というのが今回の疑問であった。私自身も不思議には思っていたが、たぶん、羽を切っているのだろうと思っていた。正解はフラミンゴは、助走をしないと飛べない、その助走距離は約25メートル必要であるため、十分な助走ができない広さで飼育すれば飛んで逃げ出すことはないということであった。 野生のフラミンゴは以前アンデスの山奥で飛んでいるのを見たことがあったが【こんな感じ】、助走をしていたかどうかは覚えていない。 フラミンゴの話でもっと驚いたのは、フラミンゴは普段はつま先立ちで立っているということだった。つまり、
ネットで検索したところこちらに詳しい説明があった。その中に、阿佐動物園の市川さんの、 「鳥だけでなく、牛も馬も、犬も猫もそうなんですよ。犬が『お座り』をしている姿は、膝をついているのではなく、かかとをつけている姿勢なんです。」というのも全く知らなかった。もっとも、これって、解剖学的な類似性から定義すれば意外だが、「膝」や「スネ」を運動機能から定義し直せば【つまり、走るときに曲げる部分を「膝」、地面につく部分を「かかと」というように定義し直せば】、別段、不思議ではないようにも思えた。[※] [※追記]「フラミンゴがつま先立ちで立っている」というと不自然に思えるが、けっきょく、鳥類も、四つ足の動物もそのように立ったり歩いたりするのが当たり前であり、一部の霊長類が直立二足歩行を始めた段階で、解剖学的に違う部位を運動機能に使うようになったと解釈すべきなのかもしれない。ウィキペディアに以下のような記述があった。 直立二足歩行(ちょくりつにそくほこう、英: bipedalism)とは、脚と脊椎を垂直に立てて行う二足歩行のことである。現存する生物のうち、直立二足歩行が可能な生物は、ヒトだけである。要するに、人間の特殊な歩き方に使用する足の部位(膝、スネ、かかと)を鳥や四つ足動物に対応させて同じ機能を持つと思ってしまうから意外なのであって、進化論的に言えば、むしろ、人間が二本足で立ったり歩いたりすることのほうが遙かに意外だということになる。 |