じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 一般教育棟構内(津島東キャンパス)東端にあるポプラの黄葉が見頃となっている。厳密に言うと、この木は隣接する岡北中学の敷地内に生育しているようである。ポプラと言えば、今年は、北大のポプラ並木を眺める機会があったが、この時はまだ黄葉していなかった。


2018年12月3日(月)



【小さな話題】

10カ月ぶりに講義

 12月3日(月)の8時40分から、文学部専門科目・心理学講義を担当した。大学での講義としては2月8日以来10カ月ぶりとなる。

 当初、定年退職後は完全隠居を計画していたが、その後、諸般の事情により公認心理師関連の科目を1コマだけ担当させていただくこととなった。特命教授なので無給。また、以前と違って、図書や教材等を購入するための諸経費は一切支給されない。

 久しぶりの授業ということで、いくつか不安があった。
  1. 教室の機材をちゃんと使えるか
  2. 久しぶりで緊張することはないか
  3. そもそも日本語を忘れているのではないか
  4. 時間の配分がちゃんとできるか
 このうち1.については、11月下旬に2回ほど、当該教室が空いている時に動作チェックをしておいた。プロジェクターへの接続は、昨年まではアナログRGB端子のみであったが、今回はHDMI端子がちゃんとついており、変換アダプターを介さずに投映できることができた。このほか、無線LANもちゃんとつながった。

 2.については、もともと緊張しないたちで、久しぶりということの影響はなかった。何百人の聴衆の前でもたぶん緊張することはあるまいと思う(←といって、上手に話ができるわけではないが。)

 3.については、退職後は夫婦の会話以外には言葉を喋る機会が殆ど無いので不安があったが、英語で会話している時のような、単語が思い出せないという事態には陥らないで済んだ。たぶん、毎日、Web日記等の執筆に時間を割いていることで、言葉を発する行動自体は保持できているためではないかと思う。

 4.についても、従来通り、休み時間やシャトルカード記入の時間確保に問題はなかった。

 ということで10カ月ぶりの講義は無事終了。この講義は12月中に3回(残り2回)、来年1月から2月に5回を予定している。

 ちなみに来年度以降も70歳になるまでは、特命教授として心理学講義を担当させていただくことを希望している。講義を予定していることで、それなりに本や論文を読む必要に迫られるが、これも認知症予防には有効であるように思う。

 講義とは関係無いが、最近、テレビで外国人にインタビューしている場面を聞いていて、その内容がすらすら理解できていて、あれっ? 私の英語リスニング力って凄いなーと我ながら驚いたものだが、もしかすると、退職後に英語ドラマなどを観ていたおかげで、英語力が向上している可能性もある。