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【小さな話題】 NHK「ガッテン」推奨の新歯磨き法と、歯磨き粉成分を消化器に取り込むことのリスク 5月8日初回放送のNHK「ガッテン」で、 虫歯リスクが激減!?発見!新★歯みがき法 という話題を取り上げていた。ポイントは、
この新歯磨き法「イエテボリ テクニック」を実践しているスウェーデンでは虫歯がある人の割合が50%以下まで低下(2013年、ヨンショーピング市での調査)し、日本の90〜100%の罹患率を大きく下回る効果が上がっているという。 この歯磨き法の最大の特徴は、口をゆすがないことで、歯磨き粉に配合されているフッ素によるコーティング効果をより有効にするということであったが、気になるのは歯磨き粉の成分が消化器系に流れ込むことで何らかの副作用が起きないかという点であった。私がいま使用している歯磨き粉の成分を見ると、フッ素(フッ化ナトリウム)のほか、
何はともあれ、生命維持に必要の無い物質は可能な限り胃の中に入れないことが原則ではないかと思われる。ある時代に安全であるとされていた物質が、その後の研究で有害と判定されることもあるし、逆に、サッカリンナトリウムのように、かつて一度は発がん性が疑われて使用禁止になったものの、その後の研究で発がん性物質リストから削除された甘味剤もある。フッ素自体についてもフッ素症の危険が無いとは言えない。現状の安全基準値が将来変更されるかもしれないし、そうなった時に健康被害を訴えて補償金が貰えたとしても、健康を取り戻すことはできない。 かくいう私も、じつは、口のゆすぎは1回程度にとどめている。私の場合は、虫歯の予防というよりも、歯周病予防と歯ぐきの保護が最優先となっているためである。この先の余命が20年前後であると想定した上で、
なお、私の場合、夜中にトイレで起きた時は、デンタルリンスでうがいをして口をゆすがずにから寝ることにしている。これもまた歯周病予防が目的であるが、今回、改めて使用方法のところをよく見たところ「使用後水で口をゆすいでも効果は持続します」と書かれてあった。であるなら、数回程度はゆすいだほうが安全かもしれない。 |