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【小さな話題】パソコンの突然の故障に備える分散化 2月25日の午後は、パソコンで確定申告の入力作業に取りかかった。入力内容は、適宜、一時保存(「.data」ファイルとしてダウンロード)、それを読み込んで作業再開という形で作業をしていたのだが、一段落したところでシャットダウンをしようとしたところ、なぜかパソコンが言うことをきかなくなった。 その後、スリープ状態から起動して作業を繰り返していると、なっなんと、突然、シャットダウンが開始される。少なくとも3回、こういうトラブルが発生した。 さらに、シャットダウンが開始されたあと、いつまで経っても電源がoffにならなかったり、根負けして強制的にスイッチを切ると、今度は起動できなくなったりといった泥沼状態になった。 電源を入れ直したりしているうちに、最終的には正常起動&正常終了ができるように回復したが、原因がハードウェアにあるのか、確定申告作業の際に何らかの特有の問題があるのかはいまだ確認できていない。 この一連のトラブルで、私の生活は、たった1台のパソコンが不調になるだけで多大な打撃を受けやすい。もう少し危機管理を万全にする必要があることを改めて痛感した。 私の場合、重要なデータはすべて外部ドライブ(SSD、HDD)に保存しており、適宜バックアップをとっているので、通常、パソコン本体が壊れてもデータが失われることはない。しかし、上記の確定申告作業の際は、一時的に保存するデータは本体の「ダウンロード」のフォルダのみに入れていた。なので、パソコン本体が壊れてしまうと、確定申告のあの面倒な入力を一からやり直す恐れがあったのである。今後は、ダウンロードたファイルはそのつど、外部ディスクにコピーするように心がけたいと思う。 また、1台のパソコンのみに頼るのではなく、故障時に直ちに別のマシンで代替できるように環境を整えておく必要がありそうだ。パソコンが壊れた時に、書棚から古いノートパソコンを出してきて使おうとしても、バッテリーが充電不足であったり、大規模アップデートが勝手に始まったりして緊急対応はできない。デスクトップでできる作業であっても、時たまノートパソコンで代替してみるといった「使用機器分散化」を日常的に続けていくことが肝要かと思う。 |