じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 岡大では例年3月6日頃に前期日程の合格者発表が行われ、津島キャンパス内に合格者の受験番号が掲示されることになっていたが、今年は、新型コロナウィルス感染拡大防止の一環として、受験番号はネット上のみでの掲載となった。受験番号が張り出されるはずの掲示板は枠組だけで空っぽの状態になっている。

2020年3月7日(土)



【小さな話題】#自動翻訳 の落とし穴!?

 3月6日朝のモーサテ「パックンの眼」で、「自動翻訳の落とし穴!?」という話題が取り上げられていた。

 最初に挙げられたのは厚生労働省の新型コロナウィルス情報サイト英語版。、当初、誤解を招くような表現があったという。具体的には、
  • 国民の皆様におかれましては→Since being put by national everybody,.... 【「国民の皆様」と「おかれましては」が誤訳】
  • 手洗いなどの実施がとても重要です→Implementation in the restroom are very important 【「手洗い」が誤訳】】
 これらの誤訳は、厚労省が使用した自動翻訳ソフトにあったという【現在は修正されているという】

 このほか、
  • 「パックンは大人気ない」の「大人気ない」の部分が「おとなげない」ではなく「だいにんきない」
  • 子ども料金80円という意味の「小人80円」が「Dwarf」と訳される
なども挙げられた。誤訳を避ける対策としては、
  • 自動翻訳しやすい原文
  • 修飾語は近くに置く
  • 曖昧な表現は避ける
などが紹介されていた。例えば、上掲の「大人気ない」は「幼稚だ」としておけば「childih」というようにちゃんと翻訳される。

 自動翻訳(機械翻訳)の話題はこのWeb日記でも何度か取り上げたことがあった。最近ではディープラーニングを活用した翻訳も可能となっていたり、ポケトークを使ったAI通訳が可能になるなど、自動翻訳の機能の向上にはめざましいものがあると思われるが、それでもなお、一定の誤訳は避けられないのかもしれない。

 試しに、いま記した部分をGoogleで翻訳したところ、
The topic of automatic translation (machine translation) has been mentioned several times in this Web diary. Recently, there has been a remarkable improvement in the function of automatic translation, such as translation using deep learning, AI translation using PokeTalk is possible, but still certain mistranslations may be inevitable.
となった。これならかなり意味は通じるのではないか。