じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 NHKプラス(画像左)と地デジ受信(画像右)の比較。同時配信とは言っても、NHKプラスのほうが1分程度遅くなるようである。↓の記事参照。

2020年3月8日(日)



【小さな話題】NHKプラスの利用開始

 NHKプラスの試験配信が3月1日から始まった。初日にさっそく仮登録し、時たま、見逃し番組などを視聴している。
 このサービスは、2019年6月に成立した改正放送法を受け、総務省の認可を得て、NHKテレビ地上2波(総合・Eテレ)のネット同時配信を行う予定のサービスであり、現在は試験配信段階となっている。

 現時点で利用できるサービス内容としては、
  • NHKテレビ地上2波(総合・Eテレ)のネット同時配信
  • 放送後7日以内の、見逃し番組の視聴
となっているが、すべての番組が視られるわけではないようだ。これまでの時点で気づいたことは、
  1. 同時配信といっても、地デジ受信よりネット配信のほうが1分ほど遅くなる【これは、ネットの利用形態によっても変わるのかもしれない】
    追記]びわ湖毎日マラソンの中継時に計測したところ、地デジより29秒遅れていることが確認できた。
  2. 原則的に午前0時から午前7時(2020年3月)または午前0時から午前6時(同4月以降)までの放送番組は提供されない。
  3. 見逃し番組配信では、同時配信の対象時間外の時間帯に放送された番組も、インターネットで提供するために必要な権利を確保できたものなどは、放送終了後7日程度まで提供の対象となる。
  4. 一番よい画質は1.5Mbps、いわゆる「標準(SD)画質」相当。1.5Mbps、768kbps、384kbps、192kbpsのいずれかに設定可能。私のところでは、1.5Mbpsで受信しているが、地デジに比べると画質の悪さが多少気になる。
などとなっている。

 私自身は、パソコンのディスプレイのすぐ横にテレビを並置しているため、同時配信のサービスを利用する必要はあまりなさそう【NHKプラスでNHKの番組、テレビ受信機のほうでBSや地デジ民放番組を同時に視聴する必要があれば有用だが。】
 いっぽう、見逃し番組の再生機能は大いに役に立つ。Web日記のネタになりそうな「チコちゃんに叱られる!」などは、これまではいちいち録画して視ていたが、今後はその必要はなさそう。
 このほか、音声の設定操作によりニュースの英語放送も視聴できるはずだが、まだ確認していない。

 こうした便利なサービスが利用できるようにはなったが、実は、私はあまりテレビを視ない。以前は、テレビを視ながらの「ながら」作業をすることが多かったのだが、歳を取ったせいか、最近は、テレビをoffにしないと作業に集中できなくなってしまった。視たい番組をいろいろ録画しても、けっきょく一度も再生しないままHDDの容量不足が近づき、視ないままに消去してしまう。以前はたいがいダビングしていたが、後になってから視ることは殆ど無いと分かり、最近はダビングを止めている。ま、便利とはいっても、週に2〜3本を視る程度に限られそう。