Copyright(C)長谷川芳典 |
半田山植物園内で、ハナムグリの幼虫がアスファルトの路上を移動していた。リンク先に記されているように、この幼虫は 餌に潜り込んでいる状態では他のコガネムシ上科の昆虫の幼虫と同様に体をC字形に曲げて生活しているが、地中の餌を食い尽くした場合や、潜り込んでいる餌の中から人為的に掘り出され場合などには、地表で背面を下にして体を真っ直ぐ伸ばし、背面に密生する剛毛を地面に引っ掛けながら蠕動し、かなりの速さで歩行する。つまり、背中で歩くわけで、実際に見てみるとユーモラスな動きである。という特徴がある。写真【イモムシが嫌いな方はクリックしないでください】はイモムシが仰向けになって移動している様子であり、6本の触覚のような突起は脚であり、脚を使わずに移動していることが分かる。さっそく動画に撮影し、こちらに公開した。 |
【小さな話題】 2020年版 #流行語大賞 の「知らない度」からみる隠居生活の特徴 11月5日、2020年の「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン 新語・流行語大賞ノミネート語30語が発表された。私自身は流行には全く興味が無いが、自分の隠居生活度がどこまで進んでいるのかという指標として毎年「知らない度」をチェックすることにしている。昨年まではトップ10の10語だけをチェックしていたが、今回はノミネート段階の30語を分類してみた。なお昨年の分類は2019年12月2日にある。
ということで、ノミネート段階の30語のうち、なんと私の知っている語が20語にものぼっており、隠居人としては異例の高い比率となった。この原因はなんと言っても、新型コロナにある。いくら隠居人といっても、私自身が感染すれば重症化する恐れが大であるし、帰省や旅行も大きな影響を受けている。じっさい、このWeb日記でも、新型コロナウィルス感染について考えるという不定期連載を続けているところでもあり、終息に至るまではこの問題には無関心ではいられない。 さて、ノミネート語の中でどれが対象に選ばれるのか興味深いところだが、私自身は「3密(三つの密)」が最有力であると思っている。新型コロナ関連の中でも「3密」回避は、感染防止のカギとなる最も重要な対策であり、かつ、日本の感染確認者数や死者が欧米より相対的に少ないのも、日本人が欧米人よりも「3密」回避をよく守っていることに一因があるように思える。 |