Copyright(C)長谷川芳典 |
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今年の岡山大学前期試験(一般選抜・前期日程)で気になっていたのが、教育学部・中学校教育コース文系の志願状況であった。こちらに公表されているように、募集人員11人に対して志願者は12人で志願倍率は1.1倍。教育学部は後期日程の募集がゼロとなっているので、この志願者数がすべてとなる。 でもって、実際の実施状況はこちらに公表されている通りで、受験者数は8人、合格者数は7人となっていて実質的に大幅な定員割れとなった[※]。 大学入試では原則として、入学手続段階で入学確定数が募集人員に満たない場合は追加合格(補欠合格)、それでも満たせない場合は追加募集を行うことになっているが、教育学部全体で募集人員148人に対して158人の合格者を発表していることから、全体としては定員割れにはなっておらず、入学手続辞退者が大量に出ない限りは追加募集には至らないと思われる【あくまで長谷川個人の見解】。 それにしても、教育学部・中学校教育コース文系で志願者や受験者が少なかったのはなぜだろうか? ま、中学生は体がデカいし、反抗的な生徒もいれば、イジメ対策や不登校対策、悩み相談など、授業以外の面でもさまざまなトラブルに直面する恐れがあって、やりがいはあるかもしれないが、私のようなストレスに弱い者が勤め上げるられるような職場ではない。 とはいえ、もし来年以降も中学校教員の希望者が少ない傾向が続くと、中学校教育が成り立たなくなってしまう。今年度の岡大に限定した傾向であれば問題ないのだが。 [※]募集人員に対する志願者数だけで見ると中学・文系以外の志願倍率は1.4倍以上となっているが、実際に受験した人数と合格者数をチェックしてみると、
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