【小さな話題】新年度の変化「ウクライナの地名呼称変更とジェレンスキー大統領のお名前」、「NHK杯将棋」「阪神9連敗」ほか
3月31日の日記に記したように、新年度からは100%隠居人生活が始まったが、日課のサイクルは殆ど変わっていない。いっぽう、テレビ番組やWebサイトではいくつか変化があった。以下、備忘録として記す。
- ウクライナの都市名等の呼称変更
各種報道によれば、外務省は3月31日、ウクライナの首都キエフの日本語呼称について、ウクライナ語の発音に近いに基づく「キーウ」に変更すると発表した。ウクライナ政府の意向を確認したもの。このほか「チェルノブイリ」は「チョルノービリ」、「オデッサ」は「オデーサ」、「ドニエプル」は「ドニプロ」となった。これに伴い、NHKでも民放でもいっせいに呼称変更が行われた。
呼称変更と言えば、かつてのインドの都市名(カルカッタ、ボンベイなど)、グルジアからジョージアへの変更などが思い浮かぶが、私はそもそも、ウクライナ語が存在すること自体知らなかった。ジェレンスキー大統領はロシア語で演説しているような気がするのだが...。
余談だが、ジェレンスキー大統領の正式なお名前は「ウォロディミル・ゼレンスキー(ウクライナ語でВолодимир Олександрович Зеленський)」であるが、「Володимир」はロシア語では「Владимир」となり、ウラジーミル・イリイチ・レーニン(Владимир Ильич Ленин)と同じウラジーミルとなっている【一部の文字は表示できず】[※]。確か、「世界を制圧する」というような意味であったと思うが、「ウォロディミル」自体はウクライナ人ではよく使われる名前でもあるようだ。ちなみにウラジオストク(Владивосток)という都市名は、「восток(東)」を制圧するという意味だったと思う。
もとの話題に戻るが、呼称変更には異存は無い。但し「チェルノブイリ原発事故」自体は過去のソ連時代の事故であるゆえ、当時の呼称をそのまま残すのが歴史的に妥当ではないかと思われる。
[※]そう言えば、ロシアのプーチン大統領も「ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン、Владимир Владимирович Путин」であった。プーチンの場合は父称もウラジーミロヴィチとなっているところがスゴイ。
- NHK杯将棋トーナメント
毎週日曜日午前に視聴している。昨年度からAIの評価値が表示されるようになったが、新年度からはこれに加えてAIが推奨する3手が表示されるようになった。もっとも早指しのため、なぜそれが選ばれたのか、解説者にも分からない候補手が示されることもあった。
- NHKトップページ
前年度までは、国内・海外の主要ニュースと岡山のローカルニュースの見出しが同じ画面の中に表示できたのだが、4月4日から画面が一新され、ローカルニュースを閲覧するためには「地域→岡山」の2クリックが必要になり手間取るようになった。仕様変更なのか、私の思い込みによるものかはよく分からない。
- 阪神9連敗
熱烈な阪神ファンだった頃に9連敗すれば相当に落ち込んでしまうところだったが、最近は野球には全く関心が無くなり、何も感じなくなった。
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