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月曜日の午前中、ウォーキングの途中で、全く偶然に、定期列車に連結された「SAKU美SAKU楽」が津山方面に向かうところを目撃した【写真は後ろ姿】。 リンク先にあるように、この観光列車は、金土日は1両編成だが、月曜日に限り定期の快速列車に連結して3両編成で運転される。この日が最初の連結運転となった。 なお定期列車のほうが停車時間が短いため、全体の乗車時間は1時間9分〜10分となり、単独で運転される場合の1時間18分〜56分より短くなっている。 |
【小さな話題】人生初の高齢者講習 自動車免許更新に必須となった高齢者講習を、人生で初めて受講した。以下はその備忘録。 まず予約だが、高齢者講習は更新期間満了日の6か月前から受講できるということであったが、更新期間満了日というのは誕生日の1カ月後の日であるため、実質的には誕生日の5か月からで、しかも葉書が届かないと予約できない仕組みになっていた。 ネット記事などによれば、地域によってはこの予約が混み合っていて、更新期間満了日までの予約が困難になっているところもあると聞いていたので、5月下旬に葉書が届いた際にさっそく近隣の教習所Aに予約の電話を入れたところ、案の定、1箇所目の教習所は、6月は満員になっていて、次の予約は6月1日以降に先着順で受け付けるという話であった。そこで別の教習所Bに電話したところ、予約は受け付けているが、いちばん早く受けられるのは1か月以上先の7月4日であるという話であり、確実に予約が取れる教習所Bに予約した。 教習所のスクールバスをよく見かけるので、これに乗せて貰えれば便利かつガソリン代の節約になると思ったが、電話で問い合わせてみたところ、スクールバスに乗車する教習生には保険をかけているが1日限りの受講生は保険対象となっていないので乗せることができないと言われた。ま、理屈は分かるが、地球温暖化防止や石油資源節約を考えれば、全国レベルで、高齢者講習受講者は教習所のスクールバスに乗車できるような施策を講じてもらいたいところだ。 でもって、自家用車を運転して教習所まで出かけることになったが、当初は講習は13時から始まると聞いていたものの、その後、13時25分に変更になったという電話が入った。といっても所要時間や道に迷う恐れがあったので早めに自宅を出発したところ、12時半頃には教習所に着いてしまった。やれやれ1時間待ちかと思ったが、ロビーにはすでに高齢者2名が座っておられ、その後も、高齢女性らが次々と訪れ、13時5分には点呼がかけられ教室に移動した。もし13時25分ギリギリに到着していたとすると、すでに講習が始まっていたことから遅刻扱いにされてしまうところであった。なぜ13時25分までに来てくださいという連絡が入ったのかは未だに謎であるが、おそらく、高齢者には集合時刻より早めに集まる人が多く、結果として予約者全員が揃ったために早めに講習を始めたのかもしれない。 この日の講習受講者は12名であり、3名ずつ異なるジャケットを着て、2名の指導員のもとに、実技、視力検査、講義が行われた。 私のグループは先に実技が行われた。実技はATでセダン型の教習車が使われた。私は35年ほど前からはずっとミニバンか軽自動車に乗っており、ボンネットが突き出したセダンに乗るのは免許取得時以来であったが、実技では車庫入れなどの面倒な試験は含まれていなかったので特に問題なく運転できた。但し、ボンネットが突き出している長さの分、一時停止の際に停止線オーバーの傾向になることが指摘された。 興味深いと思ったのは、前輪だけ段差に乗り上げて直ちにブレーキを踏むという実技であった。これは、アクセルとブレーキを踏み間違えて歩道などに乗り上げた時に、とっさに停止できるかどうかを試すものらしい。 続いて行われた各種視力検査は私にとっては最も気がかりなものであった。昨年新調した眼鏡は、最近ではパソコンディスプレイを見る際にはくっきり見えているのだが、それより遠くの文字などは新調時よりも見えにくくなっていた。案の定、通常の静止視力検査では乱視のためランドルト環が二重に見えたりして、眼鏡着用でもやっと免許更新で求められる最低視力レベルとなっていることが分かった。夜間視力、動体視力等についても、同年齢者よりは劣っていると判定された。 10月の免許更新までには一度、眼科を受診して眼鏡の調整を行う予定であるが、さて、3年後、6年後...にも免許が更新できるかは自信がない。 車が使えないと、食料品・日用品の購入、通院、荷物の運搬などで支障をきたすことになる。車無しでどうやって生活を維持するか、そろそろ対策を考えておく必要がありそうだ。 |