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【小さな話題】サブカルチャー「無縁度」を点検する(その1) 少し前のことになるが、NHK-BSPで、2023年3月4日から3月25日まで4回にわたり、 ●シーズン3 日本 逆説の60-90s が放送されていた。このうち第1回は見逃してしまったが、第2回の70年代、第3回の80年代、第4回の90年代はしっかり録画し視聴することができた。私にとっての70年代、80年代、90年代は、ざっくりまとめると、
まず、ウィキペディアで『サブカルチャー』の定義を調べてみると、 サブカルチャー(英: subculture)とは、メインカルチャーと対比される概念である。1960年代から70年代前半までは反体制的なカウンターカルチャーが主流だったが、70年代後半以降、形骸化・商業主義化し、サブカルチャーに変質していったとの見方もある。サブカルチャーは「サブカル」と略されることも多い。となっていた。 私自身はサブカルチャーはもちろん、メインカルチャーにも無縁な生活を続けてきたが、そうは言っても、生活を続けていく上では、新しい技術に依拠せざるを得ないところはある。それらを利用して何かに熱中したとしても、それは私自身が勝手に始めたことにすぎない。どこぞの社会学者や批評家各位が、世間のさまざまな現象のうちで主観的に興味をひいたもの、あるいは世間で人気となった現象だけに注目してこれはサブカルチャーだと論じたところで、世の中すべてを把握したとは言えない。ま、どの時代でも人々の生活は多種多様であり、「それぞれの時代の特徴」とされているものは実際には、古文書から読み取れるような一部の特権階級の生活ぶり、あるいはそれぞれの時代の識者が興味をひいた特異な風習などに限られているのではないかという気がする。なので、「○○年代にはこういうことがあった。」というように史実を列挙することができたとしても、その出来事が当時の人々にどの程度の影響を与えていたのかを論じることは難しい。どこぞの社会学者や批評家各位が取り上げているような社会現象は、当時の社会に生きる人々のごく一部を誇張しているだけに過ぎない可能性がある。 ということで、まず、1970年代の出来事等について、私自身とのかかわりを
というように分類してみた。但し、以下の項目は必ずしもサブカルチャーとは関係の無い出来事を含んでいる。
次回に続く。 |