じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 今年の春は、ソメイヨシノをはじめ様々な花が例年より早く開花しているが、1つ気になっているのがウグイスである。今年はこれまでのところ、自宅でも半田山植物園でも一度も鳴き声を聞いたことがない。過去日記を調べたところでは例年は3月上旬から中旬頃に鳴いているようである。
 代わりによく耳にするのはイソヒヨドリで、夜明け前から甲高い声で鳴いている【2021年4月25日の日記に関連記事と音声記録あり】。

2023年4月20日(木)



【小さな話題】最近視たTV番組から『ホッキョクオオカミ』『高倉健』/元妻を養女にできるか?/養子縁組した女性との間に生まれた子は?

 最近、録画再生で視たTV番組のメモと感想。
  • 【4月2日初回放送 NHK-BSP】ワイルドライフ 『カナダ北極圏 幻の白いオオカミ 壮絶な生きざまを追う
    北極点にほど近いカナダ・エルズミア島に棲息する動物たちの生活ぶりを取材したもの。ホッキョクオオカミのほか、ホッキョクキツネ、ジャコウウシ、トウゾクカモメ、ホッキョクウサギ、レミングなどの、過酷な生存競争が描かれていた。
    野生の動物たちはどの場所でも厳しい生活に直面しているが、とりわけ食糧資源の乏しい北極圏での生活は想像に絶するものであった。可愛いウサギの親子が歩いていたかと思えば、次の瞬間にはオオカミに襲われてしまう。ウサギの立場から見れば残酷だが、オオカミの立場から見れば、その獲物を分け合うことでどうにかこうにか食いつなぐことができる。
    この放送で初めて知ったのだが、ホッキョクオオカミの最大の敵はホッキョクオオカミである。オオカミは群れ単位で縄張りを守りながら生活しており、群れに属さない個体がうっかり迷い込むと容赦なく殺されてしまう。別の群れのメスが巣穴で子育てを始めると、その縄張りを見回っているオオカミによって巣穴から引き出されてしまう。
    同じ群れの中でも順位があり、順位の低い個体はなかなか獲物にありつけず飢えで衰弱することがある。
    食物連鎖の頂点に立つホッキョクオオカミにとっては、いっけん冷酷と思われるような群れ単位で縄張りを守る排他的な生活を維持することが、個体数の維持、種としての存続を支える最善の適応戦略になっているとしか言いようがない。


  • 【4月14日初回放送 NHK総合】アナザーストーリーズ 運命の分岐点『高倉健と「幸福の黄色いハンカチ」
    東映ヤクザ映画の看板俳優として名を馳せた高倉健が40歳半ばで東映専属を離れて、別の役柄に転じた分岐点を取り上げた番組。『幸福の黄色いハンカチ』では、当時俳優としては新米だった武田鉄矢への心遣いのエピソードなども紹介された。
    もっとも、私自身は任侠映画は全く観たことがないので、高倉健と言えば最初から『八甲田山』(1977年)、あるいは今回取り上げられた『幸福の黄色いハンカチ』を演じる俳優というイメージで固定されていた。なお、今述べた『八甲田山』は1977年6月4日、『幸福の黄色いハンカチ』は1977年10月1日公開となっており『八甲田山』のほうが咲きに制作されているようだ。なので、高倉健のイメチェンの分岐点は『八甲田山』ではないかという気もするのだが、他の作品を観ていないので何とも言えない。
    放送では、最後の17年を過ごしたパートナー、小田貴月さん(高倉プロモーション代表)が晩年の高倉健について語っておられた。小田貴月(=貴倉良子)さんは、戸籍上は高倉健の養女という関係になっている。なぜ結婚ではなく養女縁組したのかについてはいくつかのサイトで説明されていた。岡本太郎と岡本敏子さんがおられるが、それぞれご事情があるようだ。
     念のため、Bingに、

    妻であった女性と離婚し、新たに養女として縁組することは法律上可能ですか?

    と尋ねたが「すみませんが、それについては回答を出すことができません。」というように回答を拒否されてしまった。

     いっぽうChatGPTに同じ質問をしたところ、
    法律によって異なりますが、一般的には可能な場合があります。
    ただし、養女として縁組する場合、養女が成年であることが望ましいとされています。また、妻との離婚手続きが完了してから養女として縁組する必要があります。さらに、養女として縁組することによって法律的な問題が発生する可能性があるため、弁護士に相談することをお勧めします。
    地域によっては、養女として縁組することに関する法律が厳しく制限されている場合があります。したがって、法律に従うことが重要です。

    という回答をいただいた。もっともChatGPTの回答はこれまでもかなりエエ加減なところがあったので、ただちには信用できない。

     さらに、
    離婚した元妻を養女とした場合、その元妻と自分の子どもとの関係は「きょうだい」になりますか?
    と尋ねたところ、
    一般的に、養子縁組を通じて養女として登録された人物との法的な関係は、生物学的な関係に基づく親子関係とは異なります。したがって、離婚した元妻を養女として縁組した場合、元妻と自分の子どもとの法的な関係は「きょうだい」として扱われることはありません。
    ただし、実際には家族の間での関係性は複雑で、養親と養子の間には深い感情的なつながりが生まれることがあります。養子との関係を「きょうだい」として認めたい場合は、家族内での取り決めや協議によって、実質的な「きょうだい」として扱うことができます。しかし、法的な観点からは、そのような関係は認められません。

     さらに
    養子縁組した女性との間に子どもが生まれた場合、その子どもは「養女の子」つまり「自分の孫」という関係になりますか?
    と尋ねたところ、
    養子縁組によって養女として登録された人物との法的な関係は、生物学的な関係に基づく親子関係とは異なります。したがって、養子縁組した女性との間に子どもが生まれた場合、その子どもは「養女の子」つまり「自分の孫」という関係にはなりません。
    しかしながら、養親と養子の間には深い感情的なつながりが生まれることがあり、養親としての愛情や責任を持って子育てを行うことができます。また、養親と養子の間には、法的な関係に関わらず、家族としての絆や信頼関係が存在することがあります。
    したがって、実際の家族の関係性は複雑で、法的な観点からは「養女の子」として扱われなくても、実質的な「孫」として扱われることもあるでしょう。ただし、法的な観点からは、養子縁組した女性との間に生まれた子どもは、法的な親子関係が認められる場合に限り、養親の子どもとして扱われます。
    という回答をいただいた。
     本題から外れてしまったが、本来パートナーと一緒に生活をするのであれば、結婚したほうが養子縁組するより法的に保護される内容が充実しているのではないかと思われる。但し、例えばどこかの王国で跡継ぎが生まれず、かつ重婚が禁止されているような場合は、側室に相当する女性を養女として迎える方法が認められる可能性はあるかもしれない。【どこぞの国では、別の方法として、権力者が結婚と離婚を繰り返すことで実質的に子どもを増やすという事例があるようだが】。