じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 北九州の公園花壇で、露地植えされているヨウラクツツアナナスを見つけた。この場所で根を下ろして繁殖しているわけではなく、おそらく最近になって鉢植えから移植したものと思われる。アナナスの仲間であるとはいえ寒さには強いので冬越しは可能だが、高温多湿の夏越しや病虫害に耐えられるのかどうかは不明。
 なお我が家のベランダで育てている鉢植えの写真はこちらにあり。


2023年5月5日(金)



【小さな話題】GWに視たバラエティ番組『最恐生物20種』『ナニコレ珍百景』『クイズ丸をつけるだけ』

 GWに視たバラエティ番組のメモと感想。
  • 【4月29日放送、テレビ朝日系】サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん 2時間半SP 最恐生物No.1は何だ!?
     「人間が遭遇したら1番ヤバい生物とは?」という問いに、生き物大好き博士ちゃんたちが選ぶ最恐生物ベスト20を発表」という内容。選ばれた生物と、簡単なコメントは以下の通り。
      • 20位 地上最大の怪力哺乳類 アフリカゾウ →以前、タンザニアやボツワナで間近に見たことがあった。襲われればひとたまりもないが、怒らせない限りはそれほど危険ではなさそう。
      • 19位 人食い伝説の凶暴シャーク ヨゴレ →『ヨゴレ』という名前のサメがいることは初めて知った。ウィキペディアによれば「日本国内では1988年以前に国営沖縄記念公園水族館が「黒潮の海」水槽(1,100t)で展示に成功し約7か月間飼育したが混泳していたオオメジロザメに被食された。」という記録があるようなので、それほど強いサメではなさそう。 パシフィック・ウォーヨゴレ日本さかな検定
      • 18位 時速40キロ超スピード ホッキョクグマ
      • 17位 伝染病を媒介!極小吸血鬼 ツェツェバエ
      • 16位 ギネス世界記録 No.1危険鳥 ヒクイドリ →以前、どこかの動物園で見たことがあったが、ふだんはおとなしい。
      • 15位 日本でも大量発生! 最恐昆虫 チャドクガ →毛虫は岡大構内でもたまに発生する。
      • 14位 日本でも被害多発! 海の殺人鬼 イモガイ →イモガイの美しい貝殻は見かけたことがあるが、そのような危険な生物だとは知らなかった。
      • 13位 浅瀬で大量発生! 海に潜む怪魚 アカエイ
      • 12位 カワイイ名前で猛毒 スベスベマンジュウガニ
      • 11位 噛まれたら終わり! 毒蛇No.1 ブラックマンバ
      • 10位 世界最大級&猛毒! コモドオオトカゲ →子どもの頃から動物図鑑で知っていた。コロナ禍前にはコモドオオトカゲを見物に行くツアーもあったようだが、噛まれただけで死に到るとは恐ろしい。ウィキペディアによると、口中には食べ残しを栄養とする7種類以上の腐敗菌が増殖しており、噛み付かれた獲物は敗血症を発症して死亡すると長年考えられてきたが、メルボルン大学のブライアン・フライらは、この説は誤りで、コモドオオトカゲは獲物の血液の凝固を阻害し、失血によるショック状態を引き起こす毒(ヘモトキシン)を持っているとの研究成果を発表した、という。なお、日本では円山動物園や上野動物園で飼育の実績があるが現在は国内では見ることができないようだ。展示の準備をしている施設は複数あるらしい。オオトカゲはボツワナで見たことがあった。
      • 9位 人に突き刺さる! 海のスナイパー ダツ
      • 8位 忍び寄る…怪力モンスター ナイルワニ
      • 7位 被害者続出! 噛まれたら危険 マダニ
      • 6位 知的で残忍! 海の最恐王者 シャチ →シャチが集団でクジラを海中に押さえつけて呼吸できなくしてしまったり、飼育されているシャチが貰った餌を使ってカモメをおびき寄せて丸呑みする、といった興味深い映像が紹介された。
      • 5位 遭遇率1位!? 狂暴昆虫 オオスズメバチ →岡大構内でもコガタスズメバチやキイロスズメバチを見かけることがある。顔の近くを周回されたこともあるが、慌てずじっとしていれば刺されることはない。
      • 4位 ライオンに圧勝! ウラ百獣の王 カバ →ボツワナでも見物したが、うっかり縄張りに侵入してしまうと執拗に攻撃してくるという。
      • 3位 ピラニアより怖い! 肉食魚 カンディル
      • 2位 日本に生息! 触れなくても猛毒 ヒョウモンダコ
      • 1位 忍び寄る死神 オーストラリアウンバチクラゲ


       危険な生物はYouTubeなどでも紹介されているが、ランクづけをするのは難しいと思う。「遭遇したらヤバい!」と言っても、日本国内でホッキョクグマやカバに遭遇することはありえない。そういう意味では、日本人にとって特に警戒すべき生物は、チャドクガ、マダニ、スズメバチ、イモガイ、ヒョウモンダコあたりになるかと思う。


  • 【4月30日放送、テレビ朝日系】ナニコレ珍百景3時間SP 系列局対抗!!日本一決定戦
     途中から視聴した。その中で印象に残ったのは、
    • 山口・宇部市にある日本一長い私道。会社の専用道路で全長は32キロ
      宇部興産専用道路は、万倉の大岩郷を見物に行く途中に見かけたことがあった。『宇部・美祢・山陽小野田産業観光推進協議会』が主催する「産業観光バスツアー」があるらしいが、抽選に当たらないと参加できないらしい。
    • 瀬戸内海放送:麦わら帽子を縫うためだけの現役のミシン。
      →岡山の地元の放送局提供。このような専用ミシンがあるとは知らなかった。
    • 大分朝日放送 空からの珍百景!!山の中の草原に巨大な地上絵
      →日出町の大分トラピスト修道院にある巨大なハトの地上絵は、Googleマップの航空写真でも確認できる。なお、日本で唯一見学のできる水中鍾乳洞というのも紹介されていたが、ネットで検索したところ稲積水中鍾乳洞であることが確認できた。竹田のあたりに泊まらないと見学は難しそう。
    • 広島ホームテレビ:「福山市の会社の極小製品の技術」
      →今回優勝。確かに素晴らしい技術だ。


  • 【5月2日1930〜放送、NHK総合】クイズ!丸をつけるだけ 第1回
     レギュラー化が決定した新企画のクイズ番組とのこと。リンク先の問題は、自分でも丸で囲んで解答することができる。私も公式サイトにアクセスして試してみたが、ちゃんと反応してくれた。但し、放送中にテレビとネットを連携して解答できるかどうかは試していない。
     もっとも、「丸をつける」といっても、画像の中の特定箇所を丸で囲むというクイズと、5択問題のいずれかの選択肢を丸で囲んで選ぶというクイズでは面白みが変わってくる。後者のタイプの問題は、単なる5択問題であって、ボタンを押して回答しても変わらない。ということで今後レギュラー番組として寿命を延ばすためには、前者のタイプの面白いクイズをどれだけ出題できるのかがカギとなっているように思う。
     今回私が面白いと思ったのは以下の通り。
    • 2020年デビューした最新新幹線N700Sの「忘れ物防止機能はどこ?」
      →停車する前に、荷棚部分の証明を明るくして忘れ物を防止する。
    • ショートケーキの日は?
      →「22日」。カレンダーを見ると、22日の上に15日(イチゴ)が載っていることに由来。2007年の仙台のケーキ屋さの主人が考案。単なる選択問題としても出題できるが、カレンダー上の位置関係で捉えると一目で納得できる。
    • 茶碗蒸しに使えないのは?
      →これは単なる選択問題であり、わざわざ丸で囲んで解答する必要はないが、マイタケに含まれるプロテアーゼで卵が固まりづらくなるということは知らなかった。
    • 気象予報士が使わない言葉は?
      →これも単なる選択問題であって、わざわざ丸で囲んで解答する必要のないタイプであったが、「お天気が悪い」という表現が正解であるとされた。天気が「良い」、「悪い」は意味がいろいろに解釈され誤解をまねきやすいため。