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【小さな話題】GWを振り返る 今年のGWは、4月28日から5月8日まで10泊11日の日程で、妻の実家のある北九州に帰省した。 昨年の帰省は4月28日から5月6日までの8泊9日だったので、今回のほうが2日長かった。気になっていたのは、ベランダで育てている鉢物の水不足であったが、昨年の経験に基づいて乾燥しやすい鉢は鉢皿に水を溜めるなどの対策をとったことと、GW後半に雨や曇の日が多かったことから、一鉢も萎れずにちゃんと留守番してくれた【楽天版に関連写真あり。】 今年のGWにも孫たちの一部が帰省してきたが、日帰りで短時間の滞在となったため、昨年とは異なり、もっぱら個室に籠もって旅行写真の整理をしたり、近隣にウォーキングに出かけたりした。 今回、整理に取り組んだ旅行写真は2000年8月に訪れたパミール横断カラコルムハイウェイであった。連載1回目に述べたように、2000年当時はまだデジカメの黎明期にあたり、記録はフロッピーディスクを使用。写真の標準サイズは640×480、もしくは1024×768ピクセルとなっていて画質はイマイチであったが、最近の画像処理アプリにより、いくらか「精細化」できるようになった。写真はデジカメ撮影が713枚、このほかにビデオ撮影からのクリップあり、その中から、楽天版に掲載する400枚あまりを選んだ。これらは5月中に順次公開する予定。 この写真整理作業だが、公開することに公共的な価値があるかどうかは甚だ疑わしいと思っている。にもかかわらず結構な時間をかけているのは、けっきょく改めて写真に触れることで「こんな素晴らしい景色を見たことがあったんだ」という新たな感動が生じるからに他ならない。ま、旅行記などというものは、過去に同じ場所を訪れた人の回想、もしくはこれから同じ場所を訪ねる予定の人への有益情報としては価値があるが、プロ並みの撮影技術を持った人、もしくは文章力豊かな人のコンテンツで無い限りは、読者に感動を与えることは不可能だと思っている。だからこそ、かなりのお金をかけて、現地に出かける意味があるとも言える。私の場合、他の人が撮った風景写真を見るだけで感動することは殆ど無い。その写真を通じて、過去に同じ場所を訪れた時の感動が蘇ってくるからこそ、意味が生じるのである【もちろん一度も行ったことのない場所の風景写真(例えば南極とかヒマラヤの山頂とか、火星の大平原とか)でも素晴らしいと感じることもないわけではない。】 帰省中にWeb日記の執筆した内容は、NHK『ヒューマニエンス』の「アート」、『コズミックフロント』の「太陽大移動」、チコちゃんその他のバラエティ番組の感想などであった。また、毎年のことだが、このWeb日記の執筆開始が5月6日であることを記念した記事を2日分ほど執筆した。 帰省中のウォーキングは、昼食後に毎日する予定であったが、5月6日に60.0ミリ、5月7日に69.0ミリというような大雨となり、特に5月7日は一日中降り止むことがなかったため、家の外に一歩も出ることができなかった。 今回のウォーキングで初めて訪れたところとしては勝田公園があった。標高171メートルの山頂にありながら平坦で広い敷地をもつ公園であったが、今まではその存在すら知らなかった。勝田公園に向かう途中にスゴいと思ったのは、かなり急な山の斜面一帯が住宅地となっていること。頂上付近にも立派な家が建てられており、こういう所に一度住んでみたいものだとは思ったが、この年になってくると日々の買い出しや病院通いも必要になってくる。車が運転できるうちは何とかなるとしても、体が動きにくくなった時は大変だろうと思う。積雪の時期も同様。 次回の帰省は11月頃になるかと思う。8月のお盆の時期は妻だけ新幹線利用で帰省することになっている。一番の理由はベランダの鉢物植物の水やりが必要。真夏には3日に一度は必要となるため、夫婦揃っての外泊はできない。 |