Copyright(C)長谷川芳典 |
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10月11日夜、将棋「王座戦」五番勝負の第4局で藤井聡太七冠が永瀬拓矢王座に勝利し、3勝1敗で「王座」のタイトルを奪取。将棋の八大タイトルを完全に制覇した。 11日の夜は、終盤のあたりでアユムさんのチャンネルで盤面なしの実況中継を視聴していたが、すでにAIの評価値では永瀬王座が「優勢」から「勝勢」に転じていたところで、さすがの藤井七冠にももはや勝ち目は無いものと思われていた。ところが永瀬王座は、123手目のところで「4二金」と指していれば99%の勝勢になるはずのところを「5三馬」という別の手を指したためにたちまち大逆転、その後は藤井七冠が精密な攻めを続けて勝利した。左の画像は評価値の変化を示す(高いほうが永瀬優勢、低いほうが藤井優勢)。。 なおその後制作された、アユムさんの別の動画によれば、もう少し前の104手目のところで藤井七冠に「4六飛」という絶妙な好手があったが、藤井七冠がこれを見逃したために永瀬王座の優勢を招いてしまったと指摘されていた。藤井七冠【現時点では藤井八冠】といえども、まだまだ棋力を磨く余地が残されているようである。 今回の王座戦は数字の上では3勝1敗で藤井七冠の圧勝であるように見えるが、内容的には永瀬王座のほうが優勢という場面が多く、ミスさえなければ逆に永瀬王座が3勝1敗でタイトルを防衛できていた可能性があった。最近の藤井七冠の対戦相手の中ではやはり永瀬さんが最強。この先、種々のタイトル戦でも永瀬さんが挑戦者となる可能性が高く、藤井vs永瀬という名勝負が繰り広げられることになると期待される。 |
【小さな話題】10月上旬に視たYouTube動画(2)旅動画、山動画「路線バスだけで最北端から最南端」、「キリマンジャロ・マチャメルート」、「カナダ横断鉄道」、「久里浜発鹿島神宮行き」 10月上旬(一部9月下旬視聴を含む)に視たYouTube動画のメモと感想。今回は、旅動画、山動画の視聴記録。2023年9月10日の日記でも述べたが、最近のYouTubeの動画は4K放送並みに高精細化しており、居ながらにして旅行気分、登山気分を味わうことができる。70+α歳の私にとっては、まことにありがたいことだ。 などにあり。
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