じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 トベラの花の蜜を吸うアオスジアゲハ。岡大構内ではトベラの花にアオスジアゲハが群がっている光景をしばしば見かけるが、アオスジアゲハがわざわざトベラを探して集まってきたのかどうかは定かでは無い。岡大構内にはアオスジアゲハの食草であるクスノキが多く、この時期に羽化したアオスジアゲハにとってはいちばん近くで咲いているトベラの花が一番身近になるからである。2014年5月20日付けの楽天版、およびそこにリンクされた過去日記に関連記事あり。


2024年5月7日(火)




【小さな話題】「じぶん更新日記」執筆開始27周年(2)恒例のご長寿日記読み日記

 
 毎年この時期恒例のご長寿日記読み日記。ここで「ご長寿日記」と呼ばせていただいているのは、おおむね20年以上執筆・公開を継続されており、当時の日記猿人、日記才人に登録されていたWeb日記が多く含まれているものの、当時から継続しているWeb日記のすべてを網羅しているわけではない。なお昨年の日記読みは2023年5月7日の日記にある。1997年頃に日記猿人に登録されていたWeb日記の一覧は、https://archive.org/で「Search archived web sites」を選択し「http://wafu.netgate.net/ne/index.html」を検索すると、かなりの確率で閲覧することができる。同じく、2001年1月以降は「http://www.nikki-site.com/」で閲覧可能。但し、2007年7月以降は閉鎖され、それ以降の日付のファイルは全く関係の無いCM(セキュリティ上問題のありそうなサイトを含む)が表示されるようになるのでご注意!

 以下ははせじぃアンテナなどに登録されているご長寿日記のうち、現在もほぼ毎日、あるいは定期的に執筆を続けておられる日記へのリンクであり、繰り返しお断りしておくが、すべてのご長寿日記を網羅しているわけではない。【順不同】
  • ずくなし日記
     urlがsakuraに変更されている。1996年から日々の生活を克明に記録されておられる。日々の生活記録を拝見することで元気づけられる。X(旧ツイッター)も解説しておられる。
     なお、検索していたところ偶然に、
    猫と野菜とずくなし日記
    というのがヒットした。長野県在住とのことだが、玉川さんとは関係なさそう。

  • 幹事クリタのコーカイ日誌gooブログに同時掲載】
     1996年9月から執筆を続けておられる。芸能系、スポーツ系、時事系など広範囲にわたっている。4月16日の日記では「あと10年の命かも。」という話題を取り上げておられたが、もし死ぬ前に世界一周旅行を計画しておられるというなら早く実行されることをオススメする。余命がどうあれ、70歳を過ぎると、しだいに長時間の移動や環境変化に耐えられなくなる可能性が高い。健康体のクリタさんであっても、健康寿命を意識されたほうがいいと思う。

  • 恵のひとり言
     1998年頃執筆を開始。最近は、「日常」のカテゴリーで毎日欠かさずエントリーされておられる。かつての日記猿人参加者の中では、女性の日記作者としては最も長い期間執筆を継続されているお一人。

  • MADE IN JAPAN! in Japan
     1997年5月から執筆を開始されている。最近の執筆頻度は、月に数回程度となっている。X(旧ツイッター)のほうで御近況を知ることができる。

  • Feel in my bones
     複数のブログを執筆されている。人文系領域の造詣が深く、御自身についてじっくりと省察されている。5月6日の「LGBT絶対主義」についての考察は大いに参考になる。ま、子孫を増やすことが人間という生物にとっては大原則であり、多様性に最大限に配慮するとしても、出産や子育てに対して十分な支援が行われるべきであるという点は譲れない一線かと思う。

  • 江草 乗の言いたい放題
     読者を想定した記事を執筆されておられ、その継続力、執筆力に脱帽。タバコ部屋の問題は私も同感。但し国内のホテルでは客室もロビーも禁煙になっているため、以前ほど煙害に悩まされることは無くなった。海外ツアーでも専用車内は禁煙。喫煙者の運転手も休憩所で一服する程度。

  • 塵芥堂日記
     1996年6月に執筆開始。短文だが、毎日きっちりエントリーされている。5月6日の時点でエントリー数が10180となり、ついに10000を超えた。1日1回のエントリーなので、10180日分の記録は27.87年分に相当する。
  • ゼント☆ウヨウヨ 東京に帰還
     1998年から継続されておられる。上掲の『恵のひとり言』と同様、女性の日記作者としては最も長い期間執筆されているお一人。なお、過去日記と旅行日記の大半は、ドメイン消失により現在は閲覧できない状態にある。

  • 倭が浜LOG
     頻度は少ないが、きっちり執筆を継続されている。婚姻届記入例の大半が夫の姓のほうにチェックされていたというのは知らなかった。余談だが婿養子になる人の姓は、養父母の姓に変更することが義務づけられているのだろうか。

  • KogoLab Research & Review
     「ちはるの多次元尺度構成法」的生活。私なんぞは定年退職後はペンネームを「隠居人はせじぃ」に変更してSOC的な老後生活を実践しているところであるが、ちはるさんのほうはあくまで在野の独立研究者を続けようとされているところがスゴい。

  • リトルの星くず日記新・府中の星空から 〜怪鳥の星空日記〜
     長年にわたりご夫婦で別々に星空日記を執筆しておられる。ご執筆頻度は少ないが、ずっと続けておられるようだ。リトルさんの日記は2023年2月から2023年12月まで中断していたが、その後再開された模様。

  • 今日の花ちゃん
     長寿ネコの花ちゃんはすでに他界されたが、X(旧Twitter)のほうで、二代目長寿猫「みかん」さん(4月19日で推定9歳)の画像が頻繁に公開されている。



 日記猿人時代の日記作者の中にはその後ブログ形式に移行、さらに最近ではもっぱらX(旧ツイッター)に重点を移された方も何人かおられるようだ。確かにXのほうが気軽に書き込めるし、読者との交流もできる。ま、今の時代に、新しくWeb日記を始める人はそうはいないだろうが、かといって文字数が制限されているXでは物足りない。また、わざわざYouTube動画を作るほどのネタも無い。けっきょく、Web日記は自分自身の体験や考察を備忘録的に残していくのが基本になると思われるが、それだけなら公開しても非公開でも変わらない。但し公開すれば記述内容に責任を持たなければならないのでそれなりに一生懸命になるというメリットはあるし、単なる日常雑記だけでも、「ああ、この人は今日も元気で頑張っているなあ」という励ましになることもある。さらに人類が滅亡して何万年か経った時、どこぞの宇宙人が地球人の膨大なデータの解読に成功し、Web日記を通じて地球人の日常生活や思考内容を分析できるという可能性もある【←それが何になる?、という感じもするが】。