じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 最近気になる通知画面【画像左上】。発信元はウィルス対策ソフトであり、マイクロソフトの『widgets.exe』に関するものらしいが、私には何のことやら分からない。ま、マイクロソフトの純正のアプリなら信用してもよいかと『許可』を選択したが、何が変わったのかは分からなかった。
 このことと関係があるのかどうか不明だが、その後、パソコンの起動画面(ロック画面)に「新しくなったOutlookを手に入れよう」というお節介な宣伝広告が現れるようになった。ちなみに私は以前から一度もOutlookを利用していないしその必要性も感じていない。もっとも、他のアプリと違い、「すべてのアプリ>Outlook」を選んで右クリックしてもなぜかアンインストールできない。


2024年5月31日(金)




【小さな話題】
チョイス@病気になったとき「脂質異常症 コレステロール徹底対策」

 NHK-Eテレで5月26日(日)に初回放送された表記の番組についてのメモと感想。コレステロールの話題は、私自身の健康にとっても重要な関心事である。

 放送ではまず、健康診断の血液検査項目と脂質異常症の関係について説明があった。
  1. 総コレステロール 目安140〜199
  2. 善玉 HDL-C 目安40以上
  3. 中性脂肪 目安30〜149
  4. 悪玉 LDL-C 目安60〜119
となっており、2.が目安より少ない場合と、3.または4.が目安より多い場合、いずれか1つが当てはまると『脂質異常症』に該当するという。
 ちなみに私自身の直近の検査結果は、
  1. 総コレステロール 155
  2. HDL-C 50
  3. 中性脂肪 106
  4. LDL-C 87
  5. 動脈硬化指数 2.1
となっており、今のところ目安の範囲に収まっている。しかし以前、職員定期健診で総コレステロール値が250〜300となって以来、ロバスタチンを毎日1錠ずつ服用しており、薬のコントロールのおかげで目安にとどまっていることは間違いない。どのような薬でも副作用があることから、できれば薬なしで健康を保ちたいところだが、私の場合、お酒は一切飲まないし、タバコは禁煙どころか嫌煙、さらに1日7000歩を目安に坂道の上り下りを含めたウォーキングを実践しているため、これ以上何かを改善せよと言われてもなかなか難しい。今回の放送で何かヒントがあるといいのだが。

 放送では続いて中性脂肪対策が紹介された。
  1. お酒を止める:人によっては少量のアルコール摂取でも中性脂肪が増える場合がある。
  2. 有酸素運動
  3. 薬:フィブラード、選択的PP A Rαモジュレーター、ニコチン酸誘導体、【血栓予防】n-3系多価不飽和脂肪酸


 放送では次に、コレステロール値と肥満の関係が解説された。その対策の1つとして13日間の『教育入院』が紹介された。病院内の機器による自転車漕ぎ、ジョギング、さらに食事管理を行うことで改善し、退院後の生活習慣改善につなげる方法もあるという。入院の基準はBMI25以上、もしくは肥満が原因の病気や障害がある人となっていた。3割負担の保険適用で19万円程度の費用がかかるということであった。
 ここでふと思ったが、この種の『教育入院』的な訓練は、滞在型の海外ツアーとセットでもできるはずだ。例えば標高4000m前後の高所に施設で2週間滞在すればそれだけでも体脂肪は減るはず。さらに適度な運動や食事をとれば効果は抜群だろう【但し、体質的に高所が苦手な方を除く】。

 コレステロールを増やすかもしれない卵については、個人差があると解説された。どれだけ食べてもコレステロールが上がらない人もいることはいるが、すでにコレステロールが高い人の場合は、1週間に1〜2個に制限する必要がある【卵の入った加工品を含む。

 さらに
  • 悪玉コレステロールの排出を促す食物繊維:大豆、海藻、きのこなど。
  • 動脈硬化を予防するビタミンC、ビタミンB6、カリウムなど、
が推奨された。

 悪玉コレステロールを下げるための基本は「運動+食事」であるがそれでもうまくいかない場合は薬が必要になる。最もよく使われているのは『スタチン』であり、コレステロールの合成を阻害する。このほか、『小腸コレステロール輸送体阻害薬』はコレステロールの吸収を阻害、また『陰イオン交換樹脂製剤』はコレステロールの排出・分解を促進する効果がある。スタチンの副作用としては、筋肉痛や腹痛があるという。ちなみに私が毎日服用しているロバスタチンは、まさにこのスタチン系の薬剤であるが、幸い、今のところ副作用は出ていない。

 放送の終わりのあたりでは、最近になって分かったこととして、
  • 超悪玉とされる『小型化LDLコレステロール』
    :LDLの中でも小さいLDL。肝臓に取り込まれにくいため、より動脈硬化になりやすい。現時点では血液検査は保険適用外。簡単なセルフチェックとしては、「総コレステロール値−HDL」の値が170以上の場合は要注意。
  • 『家族性高コレステロール』
    幼い頃からLDLが高いタイプの人がいる。家族の中で心筋梗塞などを発症していたり、手足に『黄色腫』ができている場合は要注意。『インクリシランナトリウム』や『エボロクマブ』を定期的に注射することで改善できる。
についても説明があった。

 ということで、以上を参考にしつつ、引き続き健康維持に努めることにしたい。