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昨日の日記に宅地に囲まれた田んぼの写真を掲載したが、翌日の朝までにこの田んぼの田植えが完了していた。いまは殆ど機械で行うため、短時間で終わるようだ。 なお、6月20日の楽天版で、岡大農場の田んぼの一部で田植えの時期を遅らせているように見えると記したが、旧ツイッターの記事によれば6月27日、どうやらこの場所で『米国務省から選抜され、岡大に日本文化を学びに来ているCLSプログラムの留学生たちが、岡大農場で田植えを体験!』というイベントが行われた模様。 |
【連載】あしたが変わるトリセツショー『枕』(3)睡眠の質と枕 昨日に続いて、6月6日に初回放送された、NHK『あしたが変わるトリセツショー』: ●「枕」のトリセツ!痛み・不眠改善SP のメモと感想。 放送では続いて、枕の高さを間違えると首に深刻なダメージが生じる可能性が指摘された。仰向けに寝た状態で首を横から眺めたとすると、上の方から椎間板、神経、じん帯がつながっている。
というように、枕は高くても低くても神経が圧迫される。この「枕ヘルニア」により、首や肩のコリ、頭痛の症状が生じる危険があるという。 以上をふまえて、山田朱織さんの指導のもとに自分にあった高さの枕の作り方が実演された。
放送の終わりのところでは、睡眠と枕の関係について驚きの新事実が紹介された。それは「枕にこだわりすぎない」ということ。 眠りのスペシャリストで睡眠環境学会会長のの田中秀樹さん(広島国際大学)の指導を受けている大学院生5人に「これで安眠!」という条件を挙げてもらったところ、第一位として挙げられたのは「規則的な睡眠」が3票、「就寝時のリラックス」と「睡眠の長さ」が各1票であり「枕」は含まれていなかった。第二位に挙げられたのも「就寝前のスマホ等」、「就寝時の体温」、「規則的な睡眠」、「就寝時のリラックス」、「睡眠の長さ」でやはり「枕」は含まれず。けっきょく、第16位まで挙げてもらったところでやっと「枕」が2票含まれていた。実際、睡眠の質に関係する要素としては、生活習慣、体温、光、音、日中のストレス、鼻づまり、マットレス、におい、運動などがあり、枕だけの影響を受けているわけではない。 それを裏付けるかのように、枕についての ●Johnson Pang Chun-Yiu, Sharon Tsang Man-Ha, and Allan Fu Chak-Lun (2021).The effects of pillow designs on neck pain, waking symptoms, neck disability, sleep quality and spinal alignment in adults: A systematic review and meta-analysis. Clinical Biomechanics (Bristol, Avon), 85, 105353. という古今東西の論文のメタアナリシスによれば、枕が首に影響する可能性があるという結果は出ているものの、睡眠の質を高める枕については結論が出ていない。田中秀樹さんによれば、枕が気になり寝てたら脳が興奮状態になり寝れなくなる可能性がある。病院で診断される睡眠障害の要因は60種類以上で枕以外の要因にも目を向けてほしいと指摘しておられた・ なお、田中秀樹さんオススメの気持ちいい枕の裏ワザは、
ちなみに私は低い枕を使用しており、今のところたっぷりと睡眠できており、特に問題は感じていない。旅行先のホテルなどでは枕が高すぎてなかなか眠れないこともあるが。どのホテルでも低い枕を置いていないのはなぜだろうか。 なお枕の高さとは関係ないが、私は、ホテルの枕はかなり不衛生ではないかと勝手に思っている。枕カバーは毎日取り替えているとはいえ、布きれ1枚では感染症のウイルスや細菌が残っているような気がしてならない。なのであくまで気休めに過ぎないが、毎回、バスタオルを枕の上にのせて寝ることにしている【夜の入浴後は小タオルで体を拭く】。もっとも新型コロナ流行時を含めて、枕経由の感染拡大という話は聞いたことがない。シーツや毛布カバーに比べて枕が特別に問題があるというわけでも無いのかもしれない。 |