じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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10月17日(土)

【思ったこと】
981017(土)[一般]同窓会費を滞納するわたし
 数日前、出身学部の同窓会から同窓会発行の雑誌が送られてきた。その封筒で目についたのが、封筒の宛名の下に付された星印。12個もついている。封筒を開けると中にはなんと24000円の請求書。要するに昭和62年以後、年会費制(2000円)に改められたので、その滞納分を支払えということらしい。

 このことで毎年疑問に思うのだが、そもそも同窓会費というのは何故支払う義務があるのだろう。親睦団体なんだったら、希望者だけが入会申し込みをして好き勝手に集まればよいと思うのだが、規約を見る限りでは「本会は○○学部・○○研究科職員及び出身者を以て会員とする」となっており、どこにも脱会の規定がない。そして、「会員は年会費2000円を本部に納付するものとする」となっているわけだから、形式上、会費を一度も納めたことのない私は極悪の滞納者ということになるようだ。

 じつは、これは、高校、中学の同窓会についてもあてはまることだ。いずれも正式な入会手続をした覚えた無いのに勝手に会員にされ、勝手に会報が送りつけられ、請求書が送られてくる。幸い滞納しても差し押さえの訴えを起こされることは無いのでこちらも何も文句は言わないし、わざわざ波風たてて脱会届けを出すようなことはしないつもりだが、債務関係についてはいちど土曜の昼のNHK「笑百科」で取り上げてもらいたいものだと思う。

 念のため言っておくが、母校を偲ぶ気持ちが無いという訳では決してない。私の出身中学や高校はけっこう有名な研究者や芸術家をたくさん出しており文部大臣になった人もおられる。それはそれで誇りに思っているが、だからと言って学年がまるっきり違う卒業生の人たちとまで特別の関係をもちたいとは思わない。同窓会の情報を知るサイトとしては今だったら「この指とまれ」というフリーのサイトだってある(←私も、小学校〜高校まで登録している)。必要があれば、そういうところを辿って、近況を伝えあえばよいのではないかと思う。

 元に戻って、大学の学部の同窓会の場合は、そもそも同じ学年といったって専攻が違えばほとんど交流がない。じっさい、いまの職場にも、ほとんど同じ時期に卒業した同窓生が4〜5人勤めているけれど、学生時代から知っていた人は誰も居ない。
 ちなみに、心理学の教室は独自に同窓会名簿を管理していて、それを母体にした学術講演会も毎年開催しているから、研究室としての縦のつながりは十分保たれている(←こっちはちゃんとカンパしているぞ)。それで十分でないかなあ。
 聞いたところでは、学部のほうの同窓会の岡山支部総会の出席者は支部所属者の1割にも満ちず、うち60歳以上の年輩の方が過半数を占めたという。このクソ忙しい時期に、お年寄り大先輩のご機嫌を取りに行く結構なお話を拝聴しに行くなどまっぴら御免だ恐れ多くてできませんなあ。

 あっ、それから誤解されると困るので付け加えておくけれど、私はNHKの受信料は年一括自動振り込みでちゃんと払っているぞ(←どういう関係があるのや?)。
【ちょっと思ったこと】
  • 10/18朝のNHKニュースによれば、台風10号が鹿児島、高知県宿毛を通って岡山県玉野市に上陸したそうだ。こんな近くを通り過ぎたのは、子供の頃に東京で体験した狩野川台風(たぶん)以来のことだ。あの時は台風の目の中は晴れているということを初めて体験したが、今回はもはや本体が崩れていて知らぬ間に通り過ぎた感じだった。

    ところでこの台風だが、上陸前から暴風圏が消滅していたものの、徳島、神戸、金沢といった都市では40メートルを超える最大瞬間風速を記録したという。これについてNHKニュースでは、台風の右半円が通過する地域では、風速に台風本体のスピードが加算されるため強風が起こりうるとの気象台の説明を伝えていた。

    このことでふと疑問に思ったのだが、そもそも台風をとりまく風速25m以上の暴風圏というのは、中心を固定した状態での相対的な空気の流れのことを言うのだろうが。私が理解する限りでは、あくまで、通過地点における絶対的な風速のことだと思うのだが。で、もし通過地点を基準にした風速であるとし、台風が仮に時速60kmで北に進んだとすると、秒速16mのスピードで本体の空気を動かすということになる。となると中心方向に吹き込む風が風速9m以上あれば、は9+16=25となって中心の右側には自動的に暴風圏ができることになる。逆に中心の左側は、χ-9=25を満たさなければならないから、風速34m以上の風が吹かないと暴風圏ができない。ま、地上の風など地形によっていろいろな向きになりうるし、竜巻の発生だってあるから、そう単純には言えないとは思うが、本体の進行速度が急に増加した時に、これを暴風圏の推定にどうやって反映させているのか知りたいところだ。

    というより、もっと素朴な疑問として、海の上に台風がある時なんか船をいっぱい出して観測しているわけでもなかろうに、どうして「中心付近の最大風速は...」とか「中心から半径...km以内では風速25m以上の暴風雨が...」などと数字を出して言えるのだろうか。どなたか教えていただければ幸いです。
【新しく知ったこと】
【東京で見たこと、感じたこと(7)世界童話文学全集】
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 小学校低学年の頃に読んだ「世界童話文学全集」(講談社)。「ドイツ」は「雨姫さま」、「アメリカ」は「オズのまほうつかい」、「イギリス」は「ピータンパン」、「アラビア」は「魔法のじゅうたん」、「イタリア」では「ピノキオ」が特に印象に残っている。このほか「ロシア」、「インド」、「中国」、「日本」なども揃っていたが、「フランス」の童話が全く思い出せないのはなぜだろうか。
【夕食後の夫婦の散歩】本日中止
  • 台風10号接近による暴風雨であきらめざるをえなかった。
【生活記録】
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】