じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
【思ったこと】
981026(月)[一般]「名探偵コナン」はあれで良いのかなあ 帰宅した時に「名探偵コナン」をやっていた。この番組、その直前の「金田一少年の事件簿」とともに、うちの子どもたちが熱中している番組の1つである。コナンと言えば、かつてのセーラームーンやドラゴンボールに代わって、いまの子どもたちの人気キャラの1つになっているようだ。 10/24の日記に書いた町内会の秋祭りでは、御輿、だんじりの他、子供たちがめいめいに描いた額(半紙を張った行燈のようなもの)が広場に展示される。その絵柄にはその年の人気アニメが反映されやすいのだが、今年の特色は伝統的?なドラエモンとピカチュウ、それにこの「名探偵コナン」であった。 さて、夕食を食べながらこの番組を観る。きょうの話は「美人姉妹! バスルーム密室事件 前編」というものであったが、観ていて、これでよいのかなあという気持ちになってきた。 この事件では、若い女性がバスルームの窓枠などをテープで密閉したあとナイフで手首を切って死亡。その死の謎を警部やコナンたちが解き明かそうとしているところまでで前編終了した。私が気になったのは、バスルームで浴槽にもたれるようにして死んでいる女性の前で警部やコナンが事件を推理をしている場面なのだが、その最中、遺体はずっとそこに放置されたまま。死んでいると分かった時点から、もはや遺体はただの物体。証拠物件の鑑定をするような手つきで遺体のあちこちを眺め、時には冗談まで飛び出す。本当の事件だったら、そこはおそらく血の海になっていたに違いない凄惨な現場で、何とも悠長な推理の応酬であった。 いくら思考ゲームとしてのコナンの推理の巧妙さに感心するための娯楽番組だからと言って、あまりにも人の死を粗末に扱いすぎていないか。もっと命の大切さとか死への悲しみを描いてもよいのでは...。 夕食後の夫婦の散歩でこのことがちょっと話題になったけれど、妻の話では、このアニメ、毎週のように殺人事件が起こり、同じように遺体を証拠物件化して扱っているのだそうだ。その直前の「金田一少年の事件簿」のほうも殺害の手口に結構残虐なところがあるという。 ここで念のためお断りしておくが、私は「暴力シーンの多いTV番組を見せたら凶悪犯罪が増える」なんていう短絡的な主張にはもともと反対だ。子供に与える情報はできる限り制限を無くし、多様な価値観の存在を受け入れ自分で判断・選択する目を養う環境を作る必要があると思っている。こういう殺人事件ばかり出てくる番組があるから毒入りカレー事件が起こるんだ、なんていう短絡的な主張をするつもりは決して無い。 ここで言っているのは子供への影響という問題ではなくて、あくまで一人のオヂさんが観た限りでの感想。同じ殺人を描くにしても、思考ゲームでは無くて、もうちっと遺族の悲しみとか加害者の悔恨の様子をリアルに描けないものかという素朴な不満を表明しただけのことだ。そんなら観なければよい、と言われればそれまでのことなんだが....。我が家には別室で夕食をとるほどのスペースは無いのだ。 |
【ちょっと思ったこと】
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【新しく知ったこと】
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【東京で見たこと、感じたこと(13)東急文化会館】
東京渋谷にあるビルの中でもこの建物には特にいろんな思い出がある。建てられたのは私が幼稚園のころでは無かったかと思う。屋上の丸いドームは五島プラネタリウム。1957年4月開館というから、私が幼稚園に入った頃のことだ、小学校の時から何度も見に行き、天文への夢と興味をかき立ててくれた。中学の頃には友の会に入っていた。高校の頃からは、東急名画座(今は無い)によく映画を見に行った。当時の入場料は120円だったと記憶している。1階の映画館では、子供の頃は「シンドバッドの冒険」や「バンビ」「101匹わんちゃん大行進」など、大学に入った頃には「猿の惑星」を観た記憶がある。5階の三省堂書店は今でもよく利用している。 |
【夕食後の夫婦の散歩】------39日目。妻の歩数で3311歩。----
昔住んでいたアパート〜農学部周辺。 |
【生活記録】
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【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】
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