じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] センター試験2日目の朝の風景(1/17朝撮影)。岡山県内の会場は、岡大のほか、岡山理大、ノートルダム清心大、山陽学園大、くらしき作陽大など9会場。センター試験の会場は志望大学とは関係ない。ここに来る受験生の中には、東京の大学を志望する者もいる。岡大の教室はどちらかと言えば古い所が多く受験生にとって最適とは言い難いところが、自然にめぐまれた構内で新鮮な空気をいっぱい吸って次の科目に取り組めるメリットはあると思う。

1月17日(日)

【思ったこと】
990117(日)[生活]世界が一変した出来事

 正月の帰省時から気づいていたところであったが、最近、本とか英語文献、学生のリポートなどが見えにくくなっている。コンピュータのディスプレイの見過ぎであろうと思っていたが、じつは老眼が進んでいることが確実となった。もともと長谷川の家系は、近眼は一人も居ないのに対して早く老眼になりやすいところがある。私も視力自体は1.5〜2.0を保持しているものの、とうとう老眼鏡が必要になってしまったようだ。

 夕刻夫婦で買い物に行ったついでに、ホームセンターでいちばん安い老眼鏡を買ってみた。このホームセンターには簡単な検眼チェッカーがある。私の場合、+1.0ではちょっとぼやけており、+1.5〜2.0あたりで最もはっきり見えることがあった。ということで+1.5の眼鏡を税別1480円で購入。帰宅後にさっそくリポートや英語文献に目を通してみるが、まるで世界が変わったかのようにはっきりと見える。文字というものがこんなに鮮明に見えるものだとは知らなかった。老眼になってしまったのは空しいけれど、とにかく文字がはっきり読めるのは嬉しい嬉しい。

 老眼鏡をかけると、近くの文字だけがはっきりし、まわりの景色はぼやけて見える。これなら、本読みにも集中できるというものだ。ただし、この安物で眼を悪くしても困る。カッコ悪いけれど、ヒマをみつけて眼科に行かなければ...。
【ちょっと思ったこと】

◆日曜日午後はネットから遠ざかり、自宅でテレビを見ながら翌日の講読の授業の課題の添削など。
  •  まず昼食時に見始めたのが、全国都道府県対抗女子駅伝。といってもわたしのばあい、各選手の活躍よりも沿道の景色に目がいってしまう。中継所の1つである烏丸鞍馬口は私が12年以上下宿していた小山中溝町のすぐ近くにある。堀川北大路〜紫明通り〜鞍馬口一帯は、銭湯や外食のために自転車で行き来した場所だ。鞍馬口には清雅堂というコダック系の写真屋がありよく利用していたものだ。あの店の看板がチラリとテレビにも映っていたところからみて、相変わらず繁盛している模様だ。そこから丸太町方向に下ったところには私学会館というところがある。ここは私たちが、結婚式を挙げた場所である。
     少し先に進んで、熊野神社前から近衛通〜東一条〜百万遍〜北白川の一帯は今でもたいへん懐かしい。そういえば、少し前に京都に行った時に気づいたが、東一条というバス停はいつのまにか「京大正門」に変わっていた。地名を大切にする京都にしては珍しいことだがどういう経緯があったのだろうか。

  •  駅伝のあとは大相撲の前半。物言いのあとの審判部長の説明で、舞の海を智乃花、五城楼を若ノ城というように言い間違えていた。最初が佐渡ヶ嶽、幕内のほうは九重だったと思うが、審判部長が力士の名前を取り違えるとは...。

  •  夕食中、今度は「ザ!鉄腕!DASH!」。寝台特急「北斗星3号」に乗った「犯人」を東北新幹線、車、青函フェリーで追っかけ、札幌につく前に「捕捉」できるかという企画あり。本来、あんなものは東北新幹線でできるだけ先の駅まで行けば簡単に追いつくはずなんだが、途中の駅構内で新幹線から在来線ホームへの道を間違えるとか、車で青森駅に先に着いたものの深夜は入場できないとか、各所にわざとらしい展開が続出していた。
     青森駅で寝台特急が発車するのを見届けてから、車に乗って青函フェリーを使って追いかける場面があった。青函トンネル経由のほうが圧倒的に速く追いつけるはずがないと思っていたところ、逃亡者が「裏をかくために北斗星3号から5号に乗り換える」という設定でわざと時間を遅らせる。あとで時刻表を調べてみたが、北斗星3号と5号では函館発の時刻が100分以上異なる。逃亡者が3号に乗ったままであれば決して追いつけなかった。
     そういうツッコミを入れずに、演技として如何に楽しむかを追求するところにこの番組のおもしろさがあるのだろうが...。


◆センター試験2日目の問題を眺める。昨日の日記で、
「昇竜(硝硫)は遠州洋(塩臭沃)に」なんて言うのは習った覚え無し(フッ素はどうするのかなあ)
などと書いたが、これに役立ちそうな問題が化学1Bの冒頭にあった。そうか、「昇竜」ではなく「「昇竜仏(硝硫弗)は...」と覚えておけばよいのか。

 このほか、「現代社会」が私にとってはずいぶん易しい科目であることに気づいた。たいがいは、基本用語さえ知っていればあとは日本語の読みとりと常識的な推論だけで正答できる問題だ。たとえば、
  • 「福祉国家になって初めて国家が果たすべきもの?(第3問の3)」:福祉が話題になっているのに、「税の徴収」や「防衛」、「治安維持」を選ぶ人はあるまい。
  • 「国際的な対応を必要とする事例?(第3問の5)」:「有害薬物」、「インターネット」、「産業廃棄物海洋投棄」、「違法建築物規制」とあったら、国際性の無いものがどれかぐらいすぐに分かるはずだが。
  • 「国民の税負担の公平性に関する記述として適当なもの?(問4の7)」:日本語をよく読めば、「給与所得者と農家・自営業者の捕捉率の違い」以外は、常識的に判断して間違った記述であることがすぐに分かる。もっとも、この選択肢を正解とすることには、みやちょ氏あたりからクレームがつくかも。
ま、しかし、「現代社会」というのはなかなか内容のありそうな科目だと思う。
【新しく知ったこと】
【生活記録】
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】