じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
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シラー。品種によっては肥料不足のヒヤシンスのようにも見えるが、ヒヤシンスより丈夫で植えっぱなしにしておくと球根がどんどん増える。 |
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【思ったこと】
990316(火)[心理]食べることを我慢するとは? 「ウンナンの炎チャレ! これができたら1000万円」(瀬戸内海テレビ、19時〜21時45分頃)の一部を見た。その中の「タレント断食72時間耐久」を見てふと思ったのだが、食べることを我慢するとはどういうことを言うのだろうか。 昨年の2月7日〜2月11日の日記の中の“「我慢」について思ったこと”という連載でも述べたように、「我慢」には少なくとも3通りのパターンがあるように思う。
我慢が可能なのは、レスポンデント的に生じる生理機構をとりまく筋肉機構のうちのオペラント的な要素(=自発可能な行動)を活用して、反射の発現を阻止しているものと思われる。例えば、胃の検査をする時にバリウムと発泡剤を飲まされる。息をとめたり、横隔膜周辺の筋肉をオペラント的に動かしたりすると何とかげっぷをこらえることができる。 2.および3.が成立するためには、目先の結果(好子や嫌子)とは別に事後に遙かに大きな結果が随伴することが必要である。今回の番組では100万円とか300万円といった賞金(=好子出現)がこれにあたる。逆に、大きな嫌子が「やりたいこと」を我慢させている場合もある。万引き、性犯罪などを刑罰で抑止するのがこれにあたる。 さて、問題の「食べることの我慢」だが、食物を手に取る、口に運ぶ、噛む、飲み込むといった一連のオペラント行動自体は食物という生得性好子によって強化されているものと考えられる。絶食時間が長くなることや目の前に美味しい食物が提示されることは、食物の好子としての効力を高める確立操作にあたる。これが我慢できるのは、「食べると、後に出現するはずの賞金が阻止される」という好子出現阻止の随伴性が働いているからである。但し賞金の出現はずっと後のことであるから、現実の我慢は「ルール支配行動」として機能していると考えるべきであろう。 「待て」と言われた犬が目前の餌を食べるのを我慢するのもルール支配行動か? 犬は言語を使わないのでこれはちょっと考えにくい。この場合は、
それにしても、「タレント断食72時間耐久」はわざとらしく見えた。それは、食べるという行動が本質的に正の強化によって維持されるオペラント行動であるためだろう。目の前に美味しい食べ物を見せられても、痛みをこらえるとか眠気を払うといったような緊迫感は出てこない。それに3日も断食したら、せいぜい口にできるのは流動食のみ。限界を超えれば衰弱し、何も口にすることができない。少なくとも高級ステーキなんかは食べたくなくなる。一般参加ではなくタレントに限定したのも、そのあたりで「食べたい」と見せかけるための演技が求められていたためではないかと思った。 |
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【ちょっと思ったこと】
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【新しく知ったこと】
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【生活記録】
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【5LDKKG作業】
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【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。)】
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