じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] 妻の実家のある北九州に帰省したので、お馴染み?の17歳のネコ(名前はトジコ)の写真。寝ているようにも見えるし、哲学的思索にふけっているようにも見える。


5月3日(月)

【思ったこと】
990503(月)[生活]アイスランドポピーと雲雀とケナフ

 下り坂という天気予報ながら朝から晴れ上がったので、義父と夫婦3人で若松区にある響灘緑地・グリーンパークに。ちなみに、子どもたちは家の中でゴロゴロ。親がゴロゴロしているところで子どもたちにせがまれて嫌々外出するというのが普通の家庭のパターンのように思うのだが...。

 連休の最中ではあったが、渋滞は全く無し。臨時の駐車場を開設していたこともあって、すんなりとグリーンパークに入場することができた。入口か広場に向かう途中には、リビングストンデージー、パンジー、チューリップ、アイスランドポピー、バーベナなどのお花畑。坂を上がった右手には水色のネモフィラと花菱草の混植花壇があってこれもちょうど見頃となっていた。
[アイスランドポピー]  左の写真は中央大花壇のアイスランドーポピー。花屋で1ポット98円ぐらいの苗をいくつか買って植えるひとも多いと思うけれど、やはりこのぐらいの数を揃えないとお花畑という気がしない。

 この花壇のあちこちからピーピー鳴く声がしていた。音のするほうを念入りに探してみたところ、雲雀の雛鳥であることが分かった。外敵に襲われにくいこの花壇の中に巣を作っていたのであろう。上空では親鳥たちが心配そうに舞っていた。ま、連休中の数日間、それも毎日5〜6時間を除けばこんなに人が集まることはあるまい。いましばらくの辛抱であろう。

 広場の隅の一帯ではフリーマーケットが開催されていた。たいがいは古着、日用品、おもちゃ骨董品などであったが、その一角にケナフ普及団体の店があったので、種と苗(サービス)を買ってみた。4月13日の日記
ケナフは寒さに弱く国内ではなかなか種ができないというから、二酸化炭素を吸収するというのは1年間のうちでも5月から11月前後の半年間に限られるのではないかと思う。となると、むしろ常緑広葉樹とか藻類、珊瑚類のほうがトータルの吸収量は多いのではないかという気もするのだが。
と書いたことについてさっそく質問してみた。年配の男性の説明によれば、ケナフは木の3倍以上の二酸化炭素吸収能力があるので、冬は育たなくてもトータルで常緑樹を上回るはずだとのことだった。

 ケナフの栽培自体で温暖化を防ぐというよりも、それから紙、布、キノコ菌床を作ることで森林資源を保護しようという啓蒙的な効果を狙った運動であるように見えた。

 森林の保護と言っても手つかずの原生林を増やすよりは、広葉樹林を最大源に活用する基地としての山村の活性化のほうが山林の保護につながるとの考えもあるだろう。また、温暖化防止そのものについては、二酸化炭素を発生させるような浪費をいかに減らすかという省エネ・省資源型の文化の構築も必要になってくるだろう。こういうこととケナフ普及がどう結びついているのか、また機会があったら伺ってみようと思っている。ケナフの芽が出たらその成長記録をデジカメで紹介させていただく予定。
【新しく知ったこと】
【ちょっと思ったこと】
【生活記録】
【5LDKKG作業】
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。)】