じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)。ここ数年大学構内の荒れ地でよく見かける。「夕化粧」という名前になっているなっているが実際には朝開き、夕刻までに閉じてしまう。


5月17日(月)

【思ったこと】
990517(月)[雑学]素朴な疑問:紙のサイズと縦横比、首相選挙、カレー裁判

 夕食後の散歩で生協のブックストアに立ち寄った(月曜は21時まで営業)。誌名は忘れたが、週刊誌の中に素朴な疑問Q&A特集があった。自己破産宣告をしても生活上それほど困ることは無いというのは意外。他に紙の大きさにAサイズとBサイズがあるのは何故かという問題があり、Aサイズは西洋紙の規格が起源、Bサイズは和紙の規格が起源であると説明されてあった。

 紙のサイズについての疑問は、私自身も昨年11月1日の日記で取り上げたことがあった。あの時は、西洋紙とか和紙に関係なく、A0版A0サイズは面積が1平方メートル。B0サイズは同じく1.5平方メートル。あとはこれらを二分していくだけだったと思ったのだが。そもそもAサイズと欧米の公文書のサイズは必ずしも一致しないのではないだろうか。

 ためしに実際に調べてみようと思ったが、紙のサイズだったら、わざわざ物差しで測らなくても、パソコンのプリンタ設定のところにちゃんと寸法が書いてあることに気づいた。それによればA4が210×297mm、B5が182×257mm。
  • A4サイズの面積は、210×297= 62370(平方ミリメートル)となる。これを倍々していくと、 A0サイズで997920平方ミリメートル。正確に1平方メートル(100万平方ミリメートル)とならないのは、初期値で1ミリ以下の値を切り捨てているためであろう。
  • 同様にB5サイズの面積は46774平方ミリメートル。倍々していくと、B0サイズは1496768となり、端数切り捨て分を考慮すれば、やはり1.5平方メートルに一致することが分かる。
 それから、昨年11月7日の日記では「縦と横の比率の起源は忘れてしまった」と書いたが、何のことはない、「ルート2対1」(もちろん横置きにすれば「1:ルート2」)であった。しかし、なぜ縦と横はルート2対1になったのだろうか。黄金分割だったら1.618:1になるはずなんだが...。使い勝手から言って合理的な根拠があるのだろうか。いろいろこじつけて考えてみたが...、
巻紙上の紙を物差しを使わずに一定サイズの長方形に分割することを考える。このとき、1:2では細長すぎる。これに代わる比率の簡便な取り方として、巻紙を斜めに折って重ね対角線の長さを測りとる方法がある。その対角線の長さ分ずつ切り取っていけば、結果的に「ルート2対1」に裁断される。
要するに、幼稚園でも学校でもキャンプでも、ルート2対1の縦横比の長方形だったら物差し無しで手軽に作れるから普及したというのがいちばんピッタリするように思う。ほかに、新聞印刷とか本の製本の時にこういう折り方にすると工程上便利であるとか、同サイズの長方形から正方形を裁ち合わせにすることなども考えたが、名案は浮かばなかった。
余談だが、葉書の縦横比は148:100となっている。ルート2:1であるならば141:100になるはずなんだが、この理由も不明。そういや、お年玉つき年賀状の当選葉書の交換をまだしていないなあ。


 ここらで、もとの話題に戻るが、私自身も最近、2つほど素朴な疑問がある。お互いを更新する掲示板で情報をいただければ幸いです。上記の紙のサイズについての情報、下記のトマトの寄生植物の情報も併せてお願いします。
  1. 【素朴な疑問1】和歌山のカレー毒物混入事件では、直接関与していないとされている林健治被告までがなぜ同じ裁判に出廷しなければならないのだろうか。

  2. 【素朴な疑問2】イスラエルでは何故、大統領選挙ではなく首相選挙をやるのだろうか。ふつう、議会で選出するのが「首相」(この場合、別に国王とか儀礼上の元首にあたる大統領が別にいる)、直接選挙で選ぶのが「大統領」であったと思うのだが、何かいきさつがあるのだろうか。

  3. 【素朴な疑問3】上記に関連するが、「首相」と「主席」と「大統領」と「総統」、外国での「大臣」と「長官」などは制度上何か区別されているのだろうか。それとも単にそれぞれの英語表記にぴったり合った日本語を当てはめているだけなのだろうか。
【新しく知ったこと】
【生活記録】
【5LDKKG作業】
[トマト] 水やり。トマトの苗1本に奇妙な寄生植物があるのを発見。植え付けた時は黄色いヒモが絡みついているだけだと思っていたが、よく見ると伸びているし、そのヒモ先のほうには芽のようなものがついていた。珍しい植物なのだろうか。それとも農作物にとって有害で根絶すべき植物なのだろうか。トマトを緊縛するこの奇怪な植物について、どなたか情報をいただければ幸いです。なお、この苗はミニトマトで、実生苗。
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。)】