じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
星咲きフロックス。スター・フロックス、あるいは桔梗撫子。いったん植えておけば種がこぼれて自然に増える。 |
【思ったこと】
990527(木)[一般]生活スタイルと要望について発想を転換してみよう 先日、ある会議で、講義棟、図書館、生協の前に駐輪場を増設してほしい。という要望が出された。岡大は市内に殆ど坂が無いことと大学構内が広いことから、通勤や通学に自転車を利用する人の率は全国の大学でもトップクラスにある。じっさい、講義棟や生協食堂の前には自転車が多数停められ歩行者の通行に大きな支障となっている(図書館の前もかつては大混雑があったが、交通安全巡視員の方に特別に時間を割いて指導しているので現在では混雑は避けられているが、その維持に人的コストがかかっている)。 しかしその会議の席上、私はあえてその要望に反対し、生活スタイルについて発想の転換をすべきであると主張した。なぜなら、混雑が生じる主たる原因は、研究室、講義棟、図書館、生協のあいだを自転車で移動するという生活スタイルが定着してしまっているからにほかならない。仮に毎日2000人が講義棟、図書館、生協の間を自転車で移動すると、それぞれの場所に最大2000台収容可能の駐輪場を確保しなければならない。それが果たして最適の生活環境と言えるのか。発想を変えてみる必要があるのではないか、というのが主張の趣旨であった。 もし自転車利用者全員が毎朝、自分の所属する学部の駐輪場に自転車を停め大学構内は歩いて移動するように生活スタイルを変えるならば、最初に出てきたような駐輪場増設は必ずしも必要無いことがわかる。駐輪場を作る代わりにそこに花を植えてベンチやテーブルを配置すれば休息の場として活用できるはずだ。 また、いくら大学構内が広いからと言って、主要な施設間を移動するのに歩いて10分もかかることはない。腰に歩数計でもつけて、歩いたことに具体的な結果を随伴させるようにすれば、みな歩数を増やそうと積極的に歩くようになる。何でも楽をしようと思わず、構内の道路沿いの草花をじっくり眺めながら歩いてみるというのも、仕事や勉強の合間の最も有効なリラクセーションになるはずである。 以上とりあげたほかにも、発想を変えてみると、要望を実現するよりも生活スタイルを変えたほうが結果的に望ましい生活環境が実現できる場合があるように思う。2つほど例を挙げれば
2.については、自販機1台が1年間にどれだけ多くの電気エネルギーを消費しているかを考えてみる。自販機が全くなかったらどういう生活スタイルが可能だろうかと考えてみる。ちなみに、岡大構内はやたら自販機が多いが大学によっては屋外に自販機を一切設置していないところもある。 このほか、ちょっと話題がずれるけれど、構内敷地の雑草対策として、牛、馬、ヤギ、鹿、羊などの家畜を活用するという方法もある。家畜の健康管理のコストはあるけれど、除草剤を使うよりはマシだし、丈夫な家畜を飼えば、業者委託で草取りを依頼する場合の人件費と比較してそれほど変わらないようにも思える。この大学には馬や鹿がやたら多いなあ、なんて言われるかもしれないけれど。 |
【ちょっと思ったこと】
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【新しく知ったこと】
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【生活記録】
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【5LDKKG作業】
キュウリ2本目を収穫。 |
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。)】
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