じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] ザクロの実熟す。台風で心配されたが何とか持ちこたえたようだ。


9月24日(金)

【思ったこと】
990924(金)[生活]暴風雨の中、運転免許証更新手続に行く

 9/25に熊本県に上陸し、山口から日本海を北上した台風18号は各地に大きな被害をもたらしたが、岡山県内では大した被害を受けずに済んだ模様。TVのニュースを見ていると、最近の台風被害は、やむを得ない天災というよりも不注意や油断が原因の人災という感じがする。いくら防災体制が整っていても台風は台風。外出は最小限度にとどめるべきだ。


 ...などと、まっとうな考えを述べるのがこのWeb日記の特長であるはずなんだが、台風が来る日ならきっと空いているに違いないなどとまことに不見識なことを考え、運転免許証の更新に行ってきた。ま、しいて言い訳するならば、10月に入ると後期の授業が開始し、平日に出向くことは殆ど困難。他に休みがとれなかったのでやむを得ず暴風雨のなか行かざるを得なかったと言えないこともない。

 私の場合、今回の更新時講習は優良講習で有効期間は3年青色となっている。免許取得以来ずっと無事故無違反を守ってきたものが、前回更新の11カ月前に取締に引っかかって一違反(左折時、横断歩道を渡りかけの人がいたのに一旦停止義務を怠ったという違反)となりゴールド免許証をもらうことができなかった。今回こそゴールドだと思っていたのだが、これは5年間無違反を継続しないとダメらしい。

 さて、今回は最寄りの警察署が遠方に移転したこともあって、初めて県の運転免許センターを利用してみた。警察署と異なり即日交付を受けられるというメリットもある。

 さっそく、案内葉書と写真を持って受付に行く。流れに沿って指定された番号の窓口を移動するシステムはなかなか合理的。

 指定された2番目の窓口では交通安全協会会費をお願いしますと言われる。この日記に何度か書いたことがあるが、私は安全協会費を一貫して払っていない(最初の取得時だけは知らぬうちに払っていたようだが)。安全協会の趣旨はまことに結構だと思うのだが、過去に、制服の警察官から「それでは、更新費用と安全協会費合わせて○○○○円を払ってください」というように一括請求されたり、「安全協会費○○○円をいただくことになっています」などと当然であるかのように言われると、どうみても任意性が圧迫されているような気がする。今回は窓口の応対そのものは適切であったと思うが、免許更新の一連の手続の流れの中に安全協会費納入が組み込まれており窓口で明確に拒絶の意思表示をしないと次に進めないというところは旧態依然。もし窓口で
免許更新の方には安全協会へのご協力をお願いしております。安全協会の目的は○○で、会費は以下のような事業に支出されております(といってパンフを渡す)。趣旨をご理解の上でご協力いただけます場合は、○○番の窓口においでいただくか、郵便振込でお願いします。
とでも言われれば、いくらか払おうという気にもなるのだが(NHKの受信料は郵便口座自動振替できっちり払っているぞ。念のため)。

 安全協会費の支払いを拒否した次の窓口では更新申請・講習手数料分の収入印紙を購入。これを糊付けして、視力検査、写真撮影など。この写真撮影というのもよく分からなかった。ここで写真を撮ってくれるのだったら何でわざわざ2.4cm×3.0cmの免許用写真を持参する必要があるのだろうか。警察署で更新する場合のように持参写真を元に免許証写真を複製するというなら話は分かるけれど...。ひょっとして証明写真屋さんの生活を守るための配慮なんだろうか

 写真撮影のあとは30分間の優良講習。大部分はビデオの上映だけ。近くの席の50代のオッサンは上映が始まると同時にグースカ居眠りを始めたが、ちゃんと受講確認のスタンプを貰えたようだった。

 ビデオの中で、事故が発生した時に負傷者の救護措置をとる場面があった。ビデオでは負傷者の胸を押したり口移しに息を吹き込んだりする人工呼吸の場面が映し出されていたけれど、はて?海でおぼれた人を助けるわけでもあるまい、大けがをしている人に人工呼吸をする必要がどの程度あるのか少々疑問に思った。

 講習の最後のところで、「岡山県内では昨年より死亡事故は減っているものの、事故件数と負傷者数は増えているので気をつけてください」との説明があった。死亡事故減少の原因がエアバックなどの普及によるものなのか別の原因によるものかぜひ尋ねてみたいと思ったが、いくら質問好きの私とは言え、時間の限定された優良講習会で余計なことはするものではないと自粛。窓口で新しい免許証を受け取り、全所要時間50分間で無事に更新手続を完了した。
【今日の畑仕事】
台風接近による暴風雨で近寄れず。
【スクラップブック】